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  • No : 1076
  • 公開日時 : 2026/03/18 19:30
  • 更新日時 : 2026/05/20 12:33
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顧客のカスタマージャーニーを可視化したい

回答

本記事では、「顧客のカスタマージャーニーを可視化したい」という要件について、b→dashのデータパレット機能を用いたデータ加工/統合の方法と、BIでのレポート作成手順を紹介しています。

本記事の構成は下記の通りです。

 1. 本記事で紹介するデータ加工/統合の例(想定利用業界・必要データ)
 2. データ準備と活用までの流れ(全体像)
 3. データ加工の手順(Step1〜Step5)

各セクションの詳細は、以下をご参照ください。

1. 本記事で紹介するデータ加工/統合の例

想定利用業界 / 利用シーン

本記事で紹介するデータ加工/統合は、下記の業界・企業での利用を想定しています。

 ・想定利用業界: EC専業 / 店舗オムニ
 ・活用企業イメージ: ECと店舗の2つの販売チャネルを持っており、ECと店舗ごとにデータを管理している企業 / 複数の商品の販売を行っており、商品ごとにデータを管理している企業
 ・活用イメージ: 販売チャネルと購入した商品の2つの観点から、ユーザーごとに購買順序を可視化したい

加工/統合に必要なデータ

本記事で紹介するデータ加工/統合を実施するには、下記表において『必須』となっているカラムが含まれたデータファイルをb→dashデータパレットアプリに用意しておく必要があります。

#

カラム

データ型

必須

参照データ

データ定義

1

受注ID

テキスト

受注データ ※受注データの主キー

2

顧客ID

テキスト

受注データ -

3

受注日時

日時

受注データ -

4

販売チャネル

テキスト

受注データ -

5

受注明細ID

テキスト

-

受注明細データ ※受注明細データの主キー

6

受注ID

テキスト

受注明細データ -

7

商品名

テキスト

受注明細データ -
上記カラムがb→dashに連携されていない場合
上記カラムがb→dash上に存在しない場合(b→dashに連携していない場合)は、データ連携をまず初めに実施いただくようお願いいたします。

2. データ準備と活用までの流れ

本記事では、顧客のカスタマージャーニー分析をするために必要なデータ加工/統合の方法レポートの作成方法について紹介します。本記事は下記の5つのStepで構成されます。

 1. 「受注データ」に加工を用いて『購入回数』カラムを作成する
 2. 購入回数に応じて顧客を絞込んだ5つのデータファイルを作成する(初回〜5回目購入)
 3. 「受注明細データ」と「Step2で作成した5つのデータファイル」を購入回数に応じて統合し、カラム名を変更する
 4. 「Step3で作成した5つの統合データファイル」を統合する
 5. レポートを作成する

3. データ加工の手順

Step1. 「受注データ」に加工を用いて『購入回数』カラムを作成する

受注データ」に加工を用いて、顧客単位で『購入回数』が把握できるカラムを作成します。ランキング機能でグループ内順位付け(顧客IDをキーとして受注日時で順位付け)を行うことで、各顧客の購入順序を表す数値を取得します。

1. 「受注データ」をクリックします
2. 「ランキング」をクリックし、「グループ内で順位付け」を選択して「適用」をクリックします

3. 「顧客ID」カラムを選択し、「適用」をクリックします
4. 「受注日時」カラムを選択します
5. 【順位の付け方】「大きい順」を指定して「適用」をクリックします

6. 「適用」をクリックします
7. 「同率なし」を選択して、「適用」をクリックします

8. ランキングで作成したカラムの名称を「購入回数」に変更します
9. 「保存」をクリックします
10. 任意のファイル名(例: 「受注データ_加工済」)を入力し、「保存」をクリックします

Step2. 購入回数に応じて顧客を絞込んだデータファイルを作成する

Step1で作成したデータファイルに加工を用いて、初回購入から5回目購入までの購入回数に応じて顧客を絞込んだ5つのデータファイルを作成します。

2-1. 初回購入の顧客を絞込んだデータファイルを作成する

1. 「受注データ_加工済」をクリックします
2. 「絞込み」をクリックし、「購入回数」カラムを選択します
3. 条件「次と等しい」「1」を入力し、「適用」をクリックします

4. 「適用」をクリックします
5. 「保存」をクリックします
6. 「新規データファイルとして保存」を選択し、「次へ」をクリックします
7. 任意のファイル名(例: 「受注データ_初回購入」)を入力し、「保存」をクリックします

2-2. 2〜5回目購入の顧客を絞込んだデータファイルを作成する

上記2-1と同様の手順で、絞込み条件「次と等しい」の値を「2」「3」「4」「5」に変更して、それぞれ「受注データ_2回目購入」「受注データ_3回目購入」「受注データ_4回目購入」「受注データ_5回目購入」を作成してください。

※ 本Stepの完了後、購入回数に応じた5つのデータファイル(初回・2回目・3回目・4回目・5回目)が作成されている状態になります

Step3. 「受注明細データ」と「Step2で作成した5つのデータファイル」を統合し、カラム名を変更する

受注明細データ」と「Step2で作成した5つのデータファイル」を『受注ID』カラムで紐づけて横統合を行い、その後、商品名と販売チャネルのカラム名を購入回数別の名称に変更します。

3-1. 「受注明細データ」と「受注データ_初回購入」を統合し、カラム名を変更する

1. 「統合する」→「カスタマイズ」をクリックします
2. 「データファイル」アイコンをクリックし、「受注明細データ」をクリックします
3. 再度「データファイル」アイコンをクリックし、「受注データ_初回購入」をクリックします
4. 「統合」アイコンをクリックし、「【横】方向に統合」を選択して「適用」をクリックします

5. 紐づけるカラムとして「受注ID」を選択し、「次へ」をクリックします

6. 「共通のデータのみ統合する」を選択し、「適用」をクリックします
7. 任意のファイル名(例: 「受注明細×受注データ_初回購入」)を入力し、「保存」をクリックします
8. 「保存」→「OFF」をクリックして「ON」に変更します
9. 「データ確認」をクリックし、作成した「受注明細×受注データ_初回購入」をクリックします
10. 下記のカラム名を変更します

変更前カラム名

変更後カラム名

商品名

初回受注商品名

販売チャネル

初回受注チャネル

3-2. 「受注明細データ」と「受注データ_2〜5回目購入」を統合し、カラム名を変更する

上記3-1と同様の手順で、統合する「受注データ_初回購入」を「受注データ_2回目購入」「受注データ_3回目購入」「受注データ_4回目購入」「受注データ_5回目購入」に変更して、それぞれ統合してください。
カラム名の変更も購入回数に合わせて、「商品名」を「2回目受注商品名」「3回目受注商品名」「4回目受注商品名」「5回目受注商品名」に、「販売チャネル」を「2回目受注チャネル」「3回目受注チャネル」「4回目受注チャネル」「5回目受注チャネル」に変更してください。

※ 本Stepの完了後、購入回数に応じた5つの統合データファイルが作成されている状態になります

Step4. 「Step3で作成した5つの統合データファイル」を統合する

Step3で作成した5つの統合データファイルを『顧客ID』カラムで紐づけて横統合を行います。「先に選択したデータに対して統合する」を選択することで、初回購入の顧客を基準として2〜5回目購入のデータが結合されます。

1. 「統合する」→「カスタマイズ」をクリックします
2. 「データファイル」アイコンをクリックし、1番最初に「受注明細×受注データ_初回購入」を選択します
3. 再度「データファイル」アイコンをクリックし、「受注明細×受注データ_2回目購入」をクリックします
4. 「統合」アイコンをクリックし、「【横】方向に統合」を選択して「適用」をクリックします
5. 「顧客ID」を選択し、「次へ」をクリックします
6. 「先に選択したデータに対して統合する」を選択し、「適用」をクリックします

7. 任意のファイル名(例: 「初回購入×2回目購入」)を入力し、「保存」をクリックします
8. 上記の手順を繰り返し、「初回購入×2回目購入×3回目購入」「初回購入×2回目購入×3回目購入×4回目購入」「初回購入×2回目購入×3回目購入×4回目購入×5回目購入」を順次作成します
9. 「保存」→「OFF」をクリックして「ON」に変更します

統合データファイルを選択する順番にご注意ください
対象の統合データファイルを選択するときは、1番最初に「受注明細×受注データ_初回購入」を選択してください。「先に選択したデータに対して統合する」を選択することで、初回購入の顧客を基準として2〜5回目購入のデータが結合されます。

Step5. レポートを作成する

Step4で作成したデータファイルを用いて、BIでレポートの作成を行います。「初回〜5回目の受注チャネル」「初回〜5回目の受注商品名」ごとに「購入者数」を把握できるレポートを作成することで、顧客のカスタマージャーニーを可視化できます。

1. 「BI」→「新規作成」→「カスタムレポート」をクリックします
2. Step4で作成した最終統合データファイル(例: 「初回購入×2回目購入×3回目購入×4回目購入×5回目購入」)をクリックします
3. 下記10カラムを「表側項目」にドラッグします
 ・初回受注商品名 / 初回受注チャネル
 ・2回目受注商品名 / 2回目受注チャネル
 ・3回目受注商品名 / 3回目受注チャネル
 ・4回目受注商品名 / 4回目受注チャネル
 ・5回目受注商品名 / 5回目受注チャネル
4. 「顧客ID」カラムを「指標項目」にドラッグし、【集計方法】「カウント」/【指標名】「購入者数」を指定して「適用」をクリックします

5. 「完了」をクリックします
6. 任意のファイル名(例: 「カスタマージャーニー分析」)を入力して「保存」をクリックします
7. レポートが完成します