本記事では、「SMS配信時の短縮URL化に利用する」機能を利用してカスタムドメイン設定をする方法について紹介しています。
本記事の構成は下記の通りです。
各セクションの詳細は、以下をご参照ください。
「SMS配信時の短縮URL化に利用する」機能とは、SMS配信時にコンテンツに挿入されているデータ挿入を含むすべてのURLを短縮URLに変換した上で配信できる機能です。
新規ドメインでのカスタムドメイン設定は、大きく下記の6つのステップで実施します。

b→dashで作成するSMSのドメインを取得します。ドメインの取得は、外部のサービス(お名前.com、Star Domain、さくらインターネットなど)を利用していただく必要があります。
取得したドメインをb→dashに登録し、ドメインに対応するネームサーバー(NS)情報をb→dashから取得します。
1. 「共通設定」をクリックします
2. 「カスタムドメイン設定」をクリックします
3. 画面右上の「新規作成」をクリックします
4. 「1. ドメイン取得 & 発行」で発行したドメイン(FQDN)を入力し、「保存」をクリックします
5. 「SMS配信時の短縮URL化に利用する」にチェックを入れます
6. 「一時保存」をクリックします
7. 任意の名前を入力し、「保存」をクリックします
8. ファイルが作成されたことを確認します

ドメインを発行したドメイン取得サービスに、b→dashから発行されたネームサーバー(NS)情報を登録します。ここでは、「1. ドメイン取得 & 発行」でお名前.comを用いてドメインを発行した場合を例に説明します。
1. お名前.com Naviで「ドメインの一覧」をクリックします
2. 「1. ドメイン取得 & 発行」にて発行したドメインをクリックします
3. 下にスクロールして、ネームサーバー情報の「ネームサーバーの変更」をクリックします
4. 「2. ネームサーバーの選択」にて「その他」をクリックします
5. 「その他のネームサーバーを使う」をクリック後、b→dashで発行した4つのネームサーバー情報を入力して、「確認」をクリックします
6. 「OK」をクリックします


貴社の「組織名」「部署名」「会社が所在する市区町村名」といった情報をb→dashに登録し、「CSR」と「秘密鍵」を発行する作業を行います。
1. 「2. ドメイン登録 & NS情報発行」で保存した「ファイル」を選択し、クリックします
2. 画面右上の「編集アイコン」をクリックします
3. 「SSL証明書が未発行の場合」をクリックします
4. 「b→dash上で発行する」をクリックします
5. CSR/秘密鍵の発行に必要な6つの項目を入力します

CSR発行における6項目の入力内容は下記の通りです。
項目 |
記載内容 |
入力可能文字 |
入力例 |
コモンネーム |
SSL証明書を発行したいドメイン名(FQDN) | 半角英数字、 , - * | exam.com |
組織名 |
以下のいづれかで確認できる貴社の正式な英語名称 ・帝国データバンクなどの企業データベース ・有価証券報告書などの行政機関への提出書類 ・日本語組織名のローマ字表記 |
半角英数字、半角スペース、 - / . , ( ) _ + | data-X |
部署名 |
部門や部署名など任意の識別名称 ※「none」などの存在しない部署名を入力しても問題ありません |
半角英数字、半角スペース、 - / . , ( ) _ + | Sales Div Tech Div |
市区町村名 |
貴社の所在地の市区町村名の英名表記(ローマ字) | 半角英数字、半角スペース、 - / . , ( ) _ + | Ota-ku Osaka-shi |
都道府県名 |
貴社の所在地の都道府県名を英名表記(ローマ字) | 半角英数字、半角スペース、 - / . , ( ) _ + | Tokyo Osaka |
国名 |
貴社の所在地の国名 | (選択式) | 日本 |
6. 「ダウンロード」をクリックします
7. 「完了しました」をクリックし、任意の場所にファイルを保存します
8. 「一時保存」をクリックします
9. 任意の名前を入力し、「保存」をクリックします
10. CSVファイルで、CSR/秘密鍵が出力されます

b→dashで発行したCSRを認証局に登録し、カスタムドメインの安全性を示す証明書を発行します。b→dashに登録する必要のある証明書は下記の通りです。
証明書 |
詳細 |
SSL証明書 |
ドメインの安全性を示すうえで、「WebサイトやSMSの運営者が実在すること」を証明するための証明書のことで、発行したドメイン認証サービス(別名: 認証局)による署名が記載されています。SSL証明書をドメインに登録することで、ユーザーがWebサイトやSMSにアクセスし入力した情報が盗聴されたり、改ざんされたりすることを防ぐことができます。 |
ルート証明書 |
SSL証明書を発行する認証局自身が正当であること(信頼ある認証局であること)を、SSL証明書を発行した認証局が「自ら示す」証明書のこと。一般的には、認証局がSSL証明書を発行する際にルート証明書も発行してくれます。 |
中間証明書 |
SSL証明書を発行する認証局自身が正当であること(信頼ある認証局であること)を、「第3者の認証局が示す」証明書のこと。一般的には、認証局がSSL証明書を発行する際に中間証明書も発行してくれます。 |
SSL証明書は認証レベルによって3つに分かれています。費用感と保証したい安全性に応じてご利用するSSL証明書をお選びください。
SSL証明書 |
認証レベル |
費用 |
詳細 |
ドメイン認証(DV) |
低 |
安 |
認証局に申請された企業(貴社)にドメインが割り当てられていることのみを認証する仕組み |
企業認証(OV) |
中 |
中 |
認証局に申請された企業(貴社)にドメインが割り当てられていることに加えて、認証局が企業への電話確認など独自の方法により、申請された企業(貴社)が実在していることを認証する仕組み |
EV認証(EV) |
高 |
高 |
認証局に申請された企業(貴社)にドメインが割り当てられていることに加えて、業界団体である「CA/ブラウザフォーラム」が定めた世界統一基準を用いて、申請された企業(貴社)が実在していることを認証する仕組み |
取得した「SSL証明書」「ルート証明書」「中間証明書」と、CSR発行時にb→dashから発行された「秘密鍵」をb→dashに登録します。
1. 証明書/秘密鍵を登録する「ファイル」を選択し、クリックします
2. 画面右上の「編集アイコン」をクリックします
3. 「ファイル選択」をクリックし、秘密鍵と各種証明書をアップロードします
4. 「保存」をクリックします
5. 任意の名前を入力し、「保存」をクリックします
6. 「保存」をクリックします
7. ステータスが「有効」になっていることを確認します

秘密鍵や各種証明書を登録した際に「~の形式が異なります。」とエラーが発生した場合、登録するファイルについて何らかの設定が誤っていると考えられます。下記によくある誤りを記載しますので、こちらに該当しないかご確認ください。
考えられる原因 |
改善策 |
| ファイル形式が異なる 【対象: SSL証明書/ルート証明書/中間証明書/秘密鍵】 |
秘密鍵および各種証明書はテキストファイル(.txt)でしか登録できません。ファイル形式が異なる場合、テキストファイルに内容をコピーして、登録しなおしてください。 |
| 改行コードが異なる 【対象: SSL証明書/ルート証明書/中間証明書/秘密鍵】 |
登録するテキストファイルの改行コードが「LF」となっているか確認お願いします。 (※「CR」または「CRLF」では登録できません) |
| 文字コードが異なる 【対象: SSL証明書/ルート証明書/中間証明書/秘密鍵】 |
登録するテキストファイルの文字コードは「UTF-8」となっているか確認お願いします。 |
| 不要なスペースやタブが混在する 【対象: SSL証明書/ルート証明書/中間証明書/秘密鍵】 |
登録するテキストファイルに、不要なスペースやタブが混在していないか確認お願いします。 |
| 記載内容に不備がある 【対象: SSL証明書/ルート証明書/中間証明書】 |
各種証明書は以下のフレーズとなっているかご確認ください。 -----BEGIN CERTIFICATE----- (証明書の文字列) -----END CERTIFICATE----- |
| 記載内容に不備がある 【対象: 秘密鍵】 |
秘密鍵は以下のフレーズとなっているかご確認ください。 -----BEGIN RSA PRIVATE KEY----- (秘密鍵の文字列) -----END RSA PRIVATE KEY----- ※ b→dashで発行した「秘密鍵」はCSR情報と同じファイルに記載されているため、「秘密鍵」に該当する部分のみを切り出したファイルを作成する必要があります |
| 中間証明書が2つ存在する 【対象: 中間証明書】 |
中間証明書が2つ存在する場合は以下のフレーズとなっているかご確認ください。 -----BEGIN CERTIFICATE----- (中間証明書1の文字列) -----END CERTIFICATE----- -----BEGIN CERTIFICATE----- (中間CA証明書2の文字列) -----END CERTIFICATE----- ※ 中間証明書を別のファイルで2つ取得した場合は、上記のフレーズになるように1つのテキストファイル(.txt)にする必要があります |
ファイルを保存する際に「SSLの設定情報に誤りがあります。」とエラーが出た場合、登録したファイルの何かが誤っていると考えられます。よくある3つの誤りは下記の通りです。
間違いの可能性のある証明書を削除した後、正しい証明書をアップロードしなおし、もう一度保存を行ってください。
ステータスが「無効」の場合は下記の原因が考えられます。
「3. NS情報登録」の設定を見直し、しばらく経ってから、もう一度ステータスのご確認をお願いいたします。
SSL証明書には、最長で1年1ヶ月の有効期限が設定されています。SSL証明書の期限が過ぎてしまうと、ユーザーがSMSに挿入したURLへ遷移する際に、注意や警告表示がされてしまいますので、ご使用のSSL証明書の有効期限までに更新を行いましょう。
SSL証明書の更新には下記の3つのタスクを実施する必要があります。例として、現在ご利用しているドメイン認証サービスを継続利用してSSL証明書を更新する手順を説明します。