本記事では、b→dashにデータを取り込む方法について紹介しています。b→dashへのデータ取り込みには、大きく分けて以下の2つの経路があります。
本記事ではどちらにも対応できるよう、データ取り込みを下記の流れで紹介しています。
取り込み後のステータスは、データファイル一覧画面に表示されるアイコンで把握できます。

取り込み手順に進む前に、取り込み対象のデータファイルが下記のフォーマット仕様に準拠しているか確認しましょう。
# |
項目名 |
詳細 |
1 |
ファイルのネーミングルール | テーブル物理名_YYYYMMDDHHMMSS.拡張子 ※半角英数字小文字と「_(アンダースコア)」のみ利用可 ※ファイル名は他のファイルと半角英数字部分だけで判断できるようにネーミングする (例) order_list_YYYYMMDDHHMMSS.csv / order_detail_YYYYMMDDHHMMSS.csv のように1ファイルのみを抽出できるネーミングにしましょう |
2 |
文字列の扱い(ダブルクォーテーション) | 「,(コンマ)」や「(空白スペース)」などを文字列として扱いたい場合は「"(ダブルクォーテーション)」で対象文字を囲う必要があります |
3 |
文字列の扱い(カラム内改行) | カラム内で改行を行う場合は、カラム内改行した上で「"(ダブルクォーテーション)」で囲う必要があります 例) "サンプル1 サンプル2" |
4 |
文字列の扱い(エスケープ処理) | CSVファイルやTSVファイルといった、ファイルの形式に関わらず、エスケープ処理を実施する場合は「"(ダブルクォーテーション)」を使用してください(「\ (半角バックスラッシュ)」は使用不可) 「"」を文字として処理する場合の例: He said "This was a pen" → He said ""This was a pen"" |
5 |
ファイル内改行 | ファイル内の改行は「LF」または「CRLF」のいずれかに統一する |
6 |
文字コード | 「Shift-JIS」または「UTF-8」のいずれかに統一する(※ BOM付きUTF-8は使用不可) |
7 |
フッターレコード | フッター行はデータファイル中に記載しない |
取込設定時に選択できる文字コードは「Shift-JIS」と「UTF-8」の2種類ですが、取込めるデータファイルの文字コードはこの2種類のみではありません。
# |
選択した文字コード |
取込可能な文字コード |
1 |
Shift-JIS |
下記7種類: Shift_JIS / CP932 / MS932 / Windows-31J / windows-1252 / ISO-8859-9 / GB-18030 |
2 |
UTF-8 |
UTF-8のみ |
3 |
Shift-JIS、UTF-8のいずれか(共通仕様) |
下記4種類: US-ASCII / ISO-8859-1 / ASCII-8BIT / ASCII |
このセクションは連携システム経由(SFTP、Amazon S3、Sales Cloudなど)でデータを取り込む場合の手順です。
1.「データパレット」をクリックし、「データを連携する」をクリックします
2. 取り込みたいファイルが含まれる「連携システム」をクリックします
3. 取り込みたいファイルを選択し、「取込」をクリックします
4. 取り込むファイルの名前を確認し、「適用」をクリックします
5. 取り込んだファイルがデータファイル一覧画面に表示されます

選択したデータファイル(または、ローカル環境からアップロードしたデータファイル)をb→dashに「取込む方法」を説明します。
下記の手順1〜15で取込設定を行います。途中で参照する情報(エラー処理、更新方法など)については、各手順の直近に判断材料となる表を掲載しています。
1. 取り込みたい「データファイル」を選択します
2. 見出しとなる行である「ヘッダー行」を選択します
3. データが始まる行となる「データ開始行」を選択します
4.「カラム名」を任意の名前に変更します
5. 各カラムに対し、該当する「データ型」を選択します

6. エラーになった際の処理方法を「ファイルの取込を中止する」「エラーが含まれる行を削除する」「エラーとなったセルをNullに変換する」の3つから選択し、「適用」をクリックします
選択時の判断材料として、エラー種類(「データ型の不一致」「項目数の不一致」)ごとの挙動は下記の通りです。
処理方法 |
エラーの種類 |
取り込み処理 |
ファイルの取込を中止する |
データ型の不一致 |
処理がエラーとなり、取込を中止する |
項目数の不一致 |
||
エラーが含まれる行を削除する |
データ型の不一致 |
エラー行を削除(スキップ)して取込を続ける |
項目数の不一致 |
||
エラーとなったセルをNullに変換する |
データ型の不一致 |
エラー行の対象セルの値を「Null」に置換して、取込を続ける |
項目数の不一致 |
ファイルの項目数が多い場合: 処理がエラーとなる ファイルの項目数が少ない場合: 不足項目をNullで取り込む |
7.「主キー」に設定したいカラムを選択します
8.「個人情報」に値するカラムを選択します
9. 更新設定の有無について「更新設定をする」「更新設定をしない」の2つから選択します
10. 更新設定をする場合、更新方法を「取込済ファイルとの差分のみ更新」「取込済ファイルを削除し全て更新」から選択します
選択時の判断材料として、各更新方法の違いと、連携アプリケーション別の仕様は下記の通りです。
更新方法 |
挙動 |
| 取込済みのファイルを削除し全て更新(全件更新) | 更新時にデータファイル内のデータを削除し、連携した最新のデータを取り込みます 【活用例】レコード数0件のデータを取込み「空のデータファイルを作成」/ 特定レコードを削除したデータを取込み「特定レコードを削除」 |
| 取込済みファイルとの差分のみを更新(差分更新) | 既存データと連携するデータファイルとの差分が生じているレコードを更新します 【活用例】日次データなど別々のファイルに分けているデータを更新データとして利用 |
Sales CloudやShopifyなどでは「差分更新」と「全件更新」を選択できますが、一部のアプリケーションでは選択不可です。
アプリケーション名 |
更新方法 |
| Sansan | 「UpdatedAt」カラムを含む場合は差分更新、含まない場合は全件更新 |
| Spread Sheet | 全件更新となります |
| HRBC | 差分更新となります |
| Facebook広告 | 全件更新となります |
11. ファイルサイズが0byteの場合の処理を「エラーとする」「エラーとしない」から選択し、「次へ」をクリックします
12. 更新時の追加取込対象となるファイルを指定し、「次へ」をクリックします
13. 右上の「文字コード設定」をクリックし、文字コードを「Shift_JIS」「UTF-8」から選択します
14. [任意] 右上の「取込日時カラム」を「ON」に切り替え、「適用」をクリックします
15. 全ての取込設定を終えたら「保存」をクリックし、ファイルに任意の名前を入力して保存します
上記の手順1〜15を実施する上で、特に注意すべき重要事項を以下にまとめます。
取込エラーが発生した場合は、データファイル詳細画面からエラーの原因を確認し、解消することができます。詳しくは「『データが取り込まれない』原因を特定したい」をご参照ください。
ステータスが「取込完了」にならない場合は、何らかの設定が誤っていると考えられます。よくある設定誤りは下記の通りです。
取込可能なファイル形式: CSV(.csv)/TSV(.tsv)、圧縮方式: zip/gzip/tar.gz(1つの圧縮ファイルに1つのデータファイルのみ)
取込設定済みのデータファイルで「指定したカラム数」と「連携されるカラム数」に差分が発生する場合があります。下記の概念図のように、カラム数の増減によって対応方法が異なります。

取込エラーが発生します。解消方法は「新規データファイルとして取り込む」「既存データファイルに取り込む」の2種類です。
「既存データファイルに取り込む」設定手順:
1. ステータスが「エラー」となっているデータファイルを選択します
2.「既存データファイルとして取り込む」を選択します
3. 追加カラムの「データ型」「カラム名」「個人情報」を設定します
4. 施策への利用状況を確認し、「次へ」をクリックします
5.「データファイル名」を入力し、「上書き保存」をクリックします

ヘッダー行の登録有無で挙動が異なります。
状況 |
ヘッダー行設定 |
挙動 |
| カラム数が減少 | 登録あり | 削除されていないカラムのみ連携(削除されたカラムはb→dash上では残り、値は全て「空文字」) |
| 登録なし | 取込エラーになる | |
| カラム順が異なる | 登録あり | 取込エラーは発生せず、b→dashに既に取込まれているデータファイルのカラム順で取込まれる |
| 登録なし | 連携されるデータのカラム順で連携(データ型のフォーマットに準拠すれば取込可、準拠しなければエラー) |
「2. データファイルの取込方法」で設定した取込設定を、後から編集したい場合の手順を説明します。
1. 取込設定を「編集」したいデータファイルをクリックします
2.「取込設定」ボタン → 「編集」ボタンの順にクリックします
3. 編集したい項目のアイコン(カラム名/データ型/主キー/個人情報/定期更新/取込日時カラム/エラー処理/文字コードなど)をクリックし、編集を行います
4. 修正が終わったら、「完了」ボタンをクリックし、名前を付けて保存します

「日時型」カラムがあるデータファイルでは、タイムゾーンを変更することができます。
1.「取込設定」→「編集」をクリックします
2.「タイムゾーンのプルダウン」をクリックし、任意のタイムゾーンに変更します
3.「保存」をクリックし、ファイルに任意の名前を入力して保存します