本記事では、b→dashが提供する「ワンタグ」をwebサイトに直接埋め込み(直貼り)、アクセスログを取得するための設定方法について紹介しています。
作成手順は、大きく下記の4つです。
各手順の詳細は、以下をご参照ください。
ワンタグの発行を行ったら、利用したいタグ機能の設定を行います。本記事ではwebサイトのデータを取得するために必要な「アクセスログタグ」の設定について紹介します。
アクセスログを取得したいwebサイトのドメインを、b→dash画面上で登録します。
1.「共通設定」をクリックします
2.「タグ管理」をクリックし、「アクセスログタグ」をクリックします
3.「新規ドメイン追加」をクリックします
4.「ドメイン」を入力し、「適用」をクリックします
5. 対象ドメイン一覧に表示されることを確認します

対象ドメインに設定したドメインは、下記の手順で削除できます。
1.「削除」アイコンをクリックし、「削除」をクリックしてドメインを削除します
2. アクセスログタグの「ON」をクリックして「OFF」にし、再度クリックして「ON」にします

貴社がドメイン/サブドメインが異なるwebサイトを複数運用しており、webサイトを閲覧するユーザーに対してサイト共通の「ビジターID」を保有したい場合は『クロスドメイン設定』を行ってください。
1.「新規作成」をクリックします
2.「サイト名」「ステータス」「ドメイン」「クエリシンボル」を追加し、「適用」をクリックします
3. 対象としたい全てのサイトのドメインを登録します

『クロスドメイン設定』の「有効/無効」を選択できます。登録したwebサイトの『クロスドメイン設定』を一時的に無効にする際に利用します。
クロスドメインの計測対象となるドメイン/サブドメインを登録します。サブドメインを登録する場合は適用範囲が異なりますので、下記の例を参考に適切に設定してください。
例: 貴社が以下のように4つのサイトを運用している場合
・overseas.travels.shop.co.jp
・domestic.travels.shop.co.jp
・fassion.shop.co.jp
・fs-kf.myshopify.com
登録パターン |
登録するドメイン |
共通のビジターIDを保有するサイト |
ケース① |
shop.co.jp / myshopify.com | 4つすべてのサイト |
ケース② |
travels.shop.co.jp / myshopify.com | overseas.travels.shop.co.jp domestic.travels.shop.co.jp fs-kf.myshopify.com (fassion.shop.co.jpは別ID) |
ケース③ |
overseas.travels.shop.co.jp myshopify.com |
overseas.travels.shop.co.jp fs-kf.myshopify.com (他2サイトは別ID) |
サイトのURLを「遷移先URL部分」と「パラメータ部分」に分割するための記号です。一般的には「?」を用いて分割していますが、「#」を利用して分割している場合は「#」を指定してください。また、「?」をクエリパラメータ、「#」をアンカーとして利用している場合は、「?」を登録してください。
クロスドメインに設定しているドメイン間で遷移すると、下記の3つのパラメータが付与されます。
例: サイトA「https://testaaa.com」からサイトB「https://testbbb.com」へ遷移すると、サイトBは下記のようなURLになります。
https://testbbb.com?_bdsid=1dYnPf&_bd_prev_page=https%3A%2F%2Ftestaaa.com&_bdrpf=0
貴社の社員や業務委託先など、サイトのユーザーではない方のアクセスについてアクセスログを取得したくない場合は、貴社やパートナー企業のネットワークIPアドレスを「除外IPアドレス」として登録します。
1.「除外IPアドレス設定」をクリックします
2.「新規作成」をクリックします
3.「名称」「IPアドレス」を入力し、「適用」をクリックします

ドメインと除外IPアドレスの設定が完了したら、最後にアクセスログタグを動作させます。
「OFF」をクリックし、「ON」にします。

ワンタグの設定が完了したら、貴社のwebサイトに直接ワンタグを埋め込みます。
1. 赤枠内のアイコンをクリックして「ワンタグのソースコード」をコピーします
2. タグを設置したい画面のソースコードにワンタグを設置します

ワンタグの設置が完了したら、ワンタグが正常に稼働するかどうかを検証するため、ブラウザの機能を使った発火確認を行います。下記では「Google Chrome」をブラウザとして使用する例で説明します。
1. タグが発火していることを確認したいページを開きます
2. 画面上を右クリックし、表示されるメニューから「検証」を選択します
3. 表示されるデベロッパーツール内の「Network」にて「bdash」を検索し、「control + R」を押下してページを再読み込みします
4.「btm.js」と「tracking」ログの「Status」項目が「200」と表示されていることを確認します

アクセスログが発火しない場合は、何らかの設定が誤っている可能性があります。下記によくある原因と改善策をまとめています。
考えられる原因 |
改善策 |
| リレーション設定の値が間違っていた | 「顧客ID」「受注ID」などのキー項目を取得するリレーション設定の設定内容が誤っていないかをご確認ください。 |
| アクセスログタグをONにしていなかった | 共通設定 > タグ管理 > アクセスログタグから、アクセスログタグが「ON」になっていることをご確認ください。 |
| アクセスログタグに登録した対象ドメインが誤っていた | 設定したドメインに「https://」のようなプロトコルや「/」など、ドメイン以外の部分が含まれていないかをご確認ください。 |
| アクセスログデータファイルの更新頻度設定がされていなかった | データパレット > データを確認する > b→dashデータタブから、webアクセスログデータファイルをクリックし、ツールバーの歯車マークから更新頻度設定を行ってください(設定が入っていないとアクセスログデータにレコードが追加されません)。 |
| タグの設置箇所が間違っていた | サイトの共通部分にある「</head>」の直前もしくは「<body>」の直後に設置されているかをご確認ください。 |
考えられる原因 |
改善策 |
| 設置箇所が重複している | タグマネージャーによる設置とHTML上への直貼りでの設置といった、ワンタグの設置が重複している可能性があります。設置箇所をご確認ください。 |
| ユーザーが重複実行している | ユーザーがwebページの再読み込み(リロード)やブラウザバックを行い遷移した場合、アクセスログが重複して計測される場合があります。前ページURLの設定を行うことで重複計測を防止できる場合があります(参考: 「webサイトのCVを取得したい」)。 |
「ワンタグの設置」と「アクセスログタグの設定」が完了したら、webサイトのデータが蓄積される「webアクセスログデータ」の確認を行います。webアクセスログデータはデータパレットアプリのb→dashデータから確認できます。
アクセスログタグが取得したデータを「webアクセスログデータ」に更新する頻度を設定します。更新頻度設定を行うことで、webアクセスログデータにログデータが蓄積されます。
1.「データパレット」をクリックし、「データを確認する」をクリックします
2.「b→dashデータ」タブをクリックし、「webアクセスログデータ」を1回クリックします
3.「更新設定」をクリックします
4. 連携頻度と時間を設定の上「追加」を選択し、「適用」をクリックします
5.「webアクセスログデータ」を2回クリックし、データを確認します

アクセスログタグを設置することで取得できるデータ(カラムの種類)については、下記をご参照ください。b→dashデータの詳細は「b→dashデータの詳細を知りたい」もあわせてご参照ください。






リレーション設定とは、ワンタグで取得する各種データファイルに、特定のカラム(キー項目)を追加取得するための設定です。例えば、アクセスログタグで取得する「アクセスログデータファイル(webサイト内での行動データ)」に対して、「顧客ID」や「受注ID」といった、アクセスログと顧客データ/受注データを紐づけるキー項目となるカラムを取得することができます。
以上で、直貼りによるタグの設置/設定は完了です。