• No : 1066
  • 公開日時 : 2026/03/18 19:17
  • 更新日時 : 2026/05/19 15:16
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メールの成果を可視化したい

回答

本記事では、b→dashのデータパレット機能を用いて、配信したメールの開封・クリック・CVなどの成果レポートを作成する方法について紹介しています。
データ加工・統合のイメージは、下記のとおりです。

レポート作成までの手順は、大きく下記の6つのStepです。

 1.「メール行動ログデータ」に加工を行う
 2.「メール行動ログデータ」と「webアクセスログデータ」に加工/統合を行う
 3.『直接CV数(置換前)』『直接CV金額(置換前)』カラムを作成する
 4.「Step 1と3で作成した統合データ」に加工/統合を行う
 5.『配信年』『直接CV数』カラムなどを作成する
 6. レポートを作成する

各Stepの詳細は、以下をご参照ください。

前提: 必要なデータと事前準備

本記事のデータ加工/統合を実施する前に、下記の準備をお願いします。

必要なデータ(カラム)

下記の表に記載のデータ(カラム)がb→dash上に存在しているかを必ずご確認ください。存在しない場合(b→dashに連携していない場合)は、データ連携を先に実施してください。

#

カラム

データ型

必須

参照データ

データ定義

1

受注ID

テキスト

受注データ

受注データの主キー

2

受注金額

整数

受注データ

-

アクセスログ計測とリレーション設定の事前準備

データ加工/統合を行う前に、b→dashで貴社webサイトのアクセスログ計測とリレーション設定を行う事前準備が必要です。下記の関連記事を参考に、事前準備を実施してください。

○ アクセスログ計測の準備
 ・[概要]webデータの全体像
 ・直貼りでタグを設置したい
 ・GTMでタグを設置したい
 ・YTMでタグを設置したい
○ リレーション設定の準備
 ・リレーション設定をしたい
 ・リレーション設定例(受注IDを取得する場合)

1.「メール行動ログデータ」に加工を行う

「メール行動ログデータ」に加工を行い、『配信数』『配信失敗数』『開封数』『クリック数』『配信成功数』カラムを作成します。

行動タイプごとにIF文でフラグカラムを4つ作成する

1.「データパレット」>「データを確認する」>「メール行動ログデータ」をクリックします
2.「IF文」をクリックし、「行動タイプ」カラムを選択して「適用」をクリックします
3. 下記の条件を入力し「適用」をクリックします
  【条件】「次に完全一致」「mail_tried」 / 【値】「次の値」「1」 / 【値】「空白」
4. 作成されたカラム名を「配信フラグ」に変更します
5. 同じ手順を繰り返し、下記表のフラグカラム3つを追加で作成します

カラム名

条件(行動タイプの値)

条件タイプ

該当時の値

配信フラグ

mail_tried

次に完全一致

1

配信失敗フラグ

mail_failed

次に完全一致

1

開封フラグ

mail_opened

次に完全一致

1

クリックフラグ

click

次を含む

1

集約で『配信数』『配信失敗数』『開封数』『クリック数』カラムを作成する

1.「集約」をクリックします
2. 集約のキーとして「配信ID」「顧客ID」カラムを選択し、「適用」をクリックします
3. 集約して残したいカラムとして「配信フラグ」「配信失敗フラグ」「開封フラグ」「クリックフラグ」を順に選択し、それぞれ集計方法を「ユニークカウント」にして「適用」をクリックします
4. すべて選択し終わったら「適用」をクリックします
5. 集約後のカラム名を、下記の対応で変更します
  ・配信フラグ(ユニークカウント) → 配信数
  ・配信失敗フラグ(ユニークカウント) → 配信失敗数
  ・開封フラグ(ユニークカウント) → 開封数
  ・クリックフラグ(ユニークカウント) → クリック数

四則演算で『配信成功数』カラムを作成し、データファイルを保存する

1.「四則演算」をクリックし、「配信数」と「配信失敗数」カラムを選択して「適用」をクリックします
2. 下記の設定を指定して「適用」をクリックします
  【計算の設定】 配信数「-」配信失敗数
  【端数処理の設定】 小数第「1」位を「四捨五入」
3.「名前を付けて保存」を選択し、カラム名「配信成功数」を入力して「保存」をクリックします
4.「保存」>任意のファイル名(例:メール行動ログデータ_1)を入力>「保存」をクリックします

2.「メール行動ログデータ」と「webアクセスログデータ」に加工/統合を行う

「メール行動ログデータ」と「webアクセスログデータ」を加工して必要なデータに絞り込み、『ページURL(パラメータ付き)』『ランディングページURL(パラメータ付き)』カラムで紐づけて統合します。

メール行動ログデータに加工を行い必要なデータに絞り込む

1.「メール行動ログデータ」>「加工する」>「集約」をクリックします
2. 集約のキーとして「メール配信ID」「顧客ID」「リンクURL」カラムを選択し、「適用」をクリックします
3. 任意のカラムと任意の集計方法を選択して「適用」をクリックします(これらはすぐ削除するため任意で問題ありません)
4.「適用」をクリックし、「削除」で先ほど選択したカラムを削除します
5.「絞込み」をクリックし、「リンクURL」カラムを選択して条件「空文字ではない」を指定し、「適用」をクリックします
6.「保存」>任意の定期更新設定>任意のファイル名(例:メール行動ログデータ_2)を入力>「保存」をクリックします

webアクセスログデータに加工を行い必要なデータに絞り込む

1.「webアクセスログデータ」>「絞込み」をクリックします
2.「ページURL」を選択し、条件「次に完全一致」+「任意のCV計測したいページURL」を入力して「適用」をクリックします
3.「削除」をクリックし、「ランディングページ(パラメータ付き)」「リレーション項目1」カラム以外を選択して削除します
4.「保存」>任意のファイル名(例:webアクセスログデータ_1)を入力>「保存」をクリックします

※「リレーション項目1」カラムは、受注IDの値を取得しているリレーション項目を指します。貴社の設定に応じて該当するリレーション項目を選択してください

2つのデータファイルを統合する

1.「統合する」>「カスタマイズ」をクリックします
2.「データファイル」アイコンから「メール行動ログデータ_2」をクリックし、もう一度「データファイル」アイコンから「webアクセスログデータ_1」をクリックします
3.「統合」アイコンをクリックし、「[横]方向に統合」を選択して「適用」をクリックします
4. 下記の条件を選択し、「次へ」をクリックします
  【メール行動ログデータ_2】 「ページURL(パラメータ付き)
  【webアクセスログデータ_1】 「ランディングページ(パラメータ付き)
5.「共通するデータのみ統合する」を選択し、「適用」をクリックします
6. 任意のファイル名(例:メール行動ログ × webアクセスログデータ)を入力し「保存」をクリックします
7. 統合のスイッチを「OFF」から「ON」に変更し、「データ確認」をクリックすると作成したデータファイルが表示されます

3.『直接CV数(置換前)』『直接CV金額(置換前)』カラムを作成する

Step 2で作成した統合データと「受注データ」を『受注ID』カラムで紐づけて、『直接CV数(置換前)』『直接CV金額(置換前)』カラムを作成します。

統合データと受注データを統合する

1.「統合する」>「カスタマイズ」をクリックします
2.「データファイル」アイコンから「メール行動ログ × webアクセスログデータ」を先に選択し、続いて「受注データ」を選択します
3.「統合」アイコン>「[横]方向に統合」を選択し、「適用」をクリックします
4. 下記の条件を選択し「次へ」をクリックします
  【メール行動ログ × webアクセスログデータ】 「リレーション項目1
  【受注データ】 「受注ID
5.「先に選択したデータに対して統合する」を選択し、「適用」をクリックします
6. 任意のファイル名(例:メール行動ログ × webアクセスログ × 受注データ)を入力し「保存」をクリックします
7. 統合のスイッチを「ON」にして「データ確認」をクリックすると、作成したデータファイルが表示されます

※ 統合データを選択する際は、必ず「メール行動ログ × webアクセスログデータ」を先に選択してください

集約で『直接CV数(置換前)』『直接CV金額(置換前)』カラムを作成する

1. 作成した「メール行動ログ × webアクセスログ × 受注データ」をクリックします
2.「集約」をクリックし、キーとして「配信ID」「顧客ID」カラムを選択して「適用」をクリックします
3. 集約して残したいカラムとして「リレーション項目1」を選択し、集計方法「ユニークカウント」を選んで「適用」をクリックします
4. 続いて「売上金額」を選択し、集計方法「合計」を選んで「適用」をクリックします
5. 全て選択し終わったら「適用」をクリックします
6. 集約後のカラム名を、下記の対応で変更します
  ・リレーション項目1(ユニークカウント) → 直接CV数(置換前)
  ・売上金額(合計) → 直接CV金額(置換前)
7.「保存」>任意のファイル名(例:メール行動ログ × webアクセスログ × 受注データ_1)を入力>「保存」をクリックします

4.「Step 1と3で作成した統合データ」に加工/統合を行う

Step 1で作成した「メール行動ログデータ_1」と、Step 3で作成した「メール行動ログ × webアクセスログ × 受注データ_1」を『配信ID』『顧客ID』カラムで紐づけて加工を行います。

2つのデータファイルを統合する

1.「統合する」>「カスタマイズ」をクリックします
2.「データファイル」アイコンから「メール行動ログデータ_1」を先に選択し、続いて「メール行動ログ × webアクセスログ × 受注データ_1」を選択します
3.「統合」アイコン>「[横]方向に統合」を選択し、「適用」をクリックします
4. 統合したいカラムとして「配信ID」と「顧客ID」をそれぞれ選択し、「次へ」をクリックします
5.「先に選択したデータに対して統合する」を選択し、「適用」をクリックします
6. 任意のファイル名(例:メール行動ログ × webアクセスログ × 受注 × メール行動ログデータ)を入力し「保存」をクリックします
7. 統合のスイッチを「ON」にして「データ確認」をクリックすると、作成したデータファイルが表示されます

置換と型変換で『直接CV数』『直接CV金額』カラムを作成する

1. 作成したデータファイルをクリックします
2.「置換」をクリックし、「直接CV数(置換前)」カラムを選択して下記の条件で「適用」をクリックします
  【条件】 「NULL」を / 【値】 「0」に置換
3.「上書き保存」を選択し、ファイル名「直接CV数(テキスト)」を入力して「保存」をクリックします
4. 同じ要領で「直接CV金額(置換前)」カラムも「NULL → 0」で置換し、「直接CV金額」として上書き保存します
5.「型変換」をクリックし、「直接CV数(テキスト)」カラムを選択して下記の条件で「適用」をクリックします
  【データ型の選択】 「テキスト型」を「整数型」へ変更
  【型変換エラーの設定】 「加工を中止する」(任意の条件で可)
6.「上書き保存」を選択し、カラム名「直接CV数」を入力して「保存」をクリックします

5.『配信年』『直接CV数』カラムなどを作成する

Step 4で作成した統合データと「メール行動ログデータ」を『配信ID』カラムで紐づけ、その後加工を行って『配信年』『配信月』『配信日』『配信ID-顧客ID』カラムを作成します。

統合データとメール行動ログデータを統合する

1.「統合する」>「カスタマイズ」をクリックします
2.「データファイル」アイコンから「メール行動ログ × webアクセスログ × 受注 × メール行動ログデータ_1」を先に選択し、続いて「メール行動ログデータ」を選択します
3.「統合」アイコン>「[横]方向に統合」を選択し「適用」をクリックします
4. 統合したいカラムとして「配信ID」を選択し「次へ」をクリックします
5.「共通のデータのみ統合する」を選択し、「適用」をクリックします
6. 任意のファイル名(例:メール行動ログ × webアクセスログ × 受注 × メール行動ログデータ_2)を入力し「保存」をクリックします
7. 統合のスイッチを「ON」にして「データ確認」をクリックすると、作成したデータファイルが表示されます

『配信年』『配信月』『配信日』カラムを抽出で作成する

1. 作成したデータファイルをクリックします
2.「抽出」をクリックし、「配信日時」カラムを選択して、下記の表に従って3つのカラムを順番に作成します
3. 各カラム作成後は「名前を付けて保存」を選択し、表記載のカラム名を入力して「保存」をクリックします

カラム名

抽出位置

抽出範囲

出力データ型

配信年

先頭

4文字

テキスト型

配信月

中間

6〜7文字目

テキスト型

配信日

中間

9〜10文字目

テキスト型

必要なデータに絞り込み『配信ID-顧客ID』カラムを作成する

1.「削除」をクリックし、下記の残したいカラム以外を選択して「適用」をクリックします
  残すカラム: 「配信ID」「配信日時」「配信年」「配信月」「配信日」「シナリオテンプレート名」「メールコンテンツ名」「メール件名」「顧客ID」「配信数」「配信成功数」「開封数」「クリック数」「直接CV数(整数)」「直接CV金額(整数)」
2.「連結」カラムをクリックし、「配信ID」「顧客ID」カラムの順で選択して「適用」をクリックします
3.「テキスト挿入」をクリックし、入力文字「-」を入力して「適用」をクリックします
4.「名前を付けて保存」を選択し、カラム名「配信ID-顧客ID」を入力して「保存」をクリックします
5.「保存」>任意のファイル名(例:メール行動ログ × webアクセスログ × 受注 × メール行動ログデータ_3)を入力>「保存」をクリックします

6. レポートを作成する

Step 5で作成したデータファイルを用いて、「配信年」「配信月」「シナリオ名」ごとに、「配信数」「配信成功数」「開封数」「クリック数」「直接CV数」「直接CV金額」「開封率」「クリック率」「CVR」を把握できるレポートを作成します。

カスタムレポートを新規作成し、指標項目を設定する

1.「BI」>「新規作成」をクリックします
2.「カスタムレポート」を選択し、「適用」をクリックします
3.「メール行動ログ × webアクセスログ × 受注 × メール行動ログデータ_3」をクリックします
4.「配信年」「配信月」「シナリオテンプレート」カラムを「表側項目」にそれぞれドラッグします
5.「配信数」「配信成功数」「開封数」「クリック数」「直接CV数」「直接CV金額」カラムを「指標項目」にそれぞれドラッグし、集計方法「合計」を指定して指標名を入力後「適用」をクリックします
6.「完了」>任意のファイル名(例:メール成果可視化レポート)を入力>「保存」をクリックします

『開封率』『クリック率』『CVR』を計算指標として追加する

作成したレポートに対し、計算指標「開封率」「クリック率」「CVR」を追加します。

1. 作成したレポートをクリックします
2. 下記の表に従い、3つの計算指標を順に作成します。各指標について、表記載の2つの指標項目を選択>「指標を計算」をクリック>表記載の計算式を入力して「完了」>「名前を付けて保存」を選択し指標名を入力して「保存」をクリックします
3. 各指標の作成後、追加した指標項目を選択して「パーセンテージ表示」をクリックします

計算指標名

選択する指標項目

計算式

開封率

配信成功数 / 開封数

開封数 ÷ 配信成功数

クリック率

配信成功数 / クリック数

クリック数 ÷ 配信成功数

CVR

クリック数 / 直接CV数

直接CV数 ÷ クリック数

※ レポート作成完了後、「保存」をクリックして変更を確定してください