• No : 1210
  • 公開日時 : 2026/03/19 13:52
  • 更新日時 : 2026/05/21 20:15
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FTPSでデータを取り込みたい

回答

本記事では、FTPSでデータをb→dashに取り込む方法について紹介しています。FTPS連携には2つのパターンがあり、それぞれで設定方法が異なります。

本記事の構成は下記の通りです。

 1. はじめに(FTPS連携の概要)
 2. FTPS連携の前提と仕様(共通事項)
 3. b→dashが貴社のサーバーからデータを受け取るパターン
 4. b→dashが貴社のサーバーへデータを取りに行くパターン

各セクションの詳細は、以下をご参照ください。

1. はじめに(FTPS連携の概要)

FTPS連携には下記の2つのパターンがあります。それぞれで設定方法が異なるため、貴社の運用方針に合わせて選択してください。

 ・パターン1: b→dashが貴社のサーバーからデータを受け取る: 貴社が貴社サーバーからb→dashのサーバーへデータをプッシュする方式
 ・パターン2: b→dashが貴社のサーバーへデータを取りに行く: b→dashが貴社のサーバーからデータをプルする方式

2. FTPS連携の前提と仕様

いずれのパターンでも共通する、FTPS連携の前提条件と取り扱い可能なファイル仕様は下記の通りです。

取込可能なファイル形式・パスワード仕様

 ・取込可能なファイル形式: CSVファイル(.csv) / TSVファイル(.tsv)
 ・取込可能なファイル圧縮方式: zip / tar.gz(複数ファイルをまとめて1ファイルに圧縮した場合は取込不可)
 ・パスワード付きファイル: 取込対応。連携時の設定にてファイル解凍用パスワードを登録
 ・認証方式: b→dashとの連携においては「鍵認証」のみ対応(パスワード認証は非対応)
 ・サーバー要件: 連携先の貴社中間サーバーはFTPSサーバーである必要があります(FTPSサーバー以外の場合は連携処理がエラーになります)
FTPS連携を行う上での重要な注意事項
 ・複数のデータファイルにパスワードをつける場合は同じパスワードを使用してください(個別パスワードは指定不可)
 ・0レコードのファイルは連携可能ですが、0バイトのファイルは連携不可です(取込処理が実施されず、データファイルが更新されません)
 ・各ファイルのレコード件数の画面表示上限は100件です(取り込み設定をすればファイル内の全レコードが読み込まれます)
 ・b→dashに取り込まれた後も貴社の中間サーバー上のファイルは削除されません。データファイルの削除は貴社側で実施してください

3. b→dashが貴社のサーバーからデータを受け取るパターン

貴社が貴社サーバーからb→dashのサーバーへデータをプッシュする方式です。前提作業として、b→dashに連携したいデータを基幹システムから抽出し、中間サーバーへ転送する必要があります(基幹システムからのデータ抽出はSQLを利用するのが一般的)。

設定方法

1. 「データパレット」>「データを連携する」>「新規作成」をクリックし、「FTPS」を選択して「適用」をクリックします
2. 「b→dashが貴社のサーバーからデータを受け取る」を選択し、「次へ」をクリックします

3. 表示される接続情報(ホスト名/ユーザー名/SSH公開鍵)を中間サーバーに登録します
4. [任意]「パスワード」を入力し、「次へ」をクリックします

5. 名前を入力し、「保存」をクリックします

※ ホスト名に接続すると、ホームディレクトリ直下に「input」ディレクトリがあるため、そこにファイルを設置してください
※ ユーザーが操作できる「inputディレクトリ」配下の、前回以降に新規作成・更新されたファイルが連携対象です
※ サーバーを制限するためにb→dashのIPアドレスのみ接続できるよう設定したい場合は『取込/出力で設定するIPアドレスを知りたい』をご参照ください

検証方法

1. 設定した「連携タイミング」の時間になると、b→dashが貴社の中間サーバーに対してファイルを取得する処理が実施されます
2. 連携のステータスを確認します(ステータスはアイコンで把握可能)

3. ステータスが「接続完了」になった連携設定をクリックします
4. 連携されているデータを確認し、「取込設定」を行うことができます

※ 取込設定の詳細については『データを取り込みたい』をご参照ください
「接続完了」にならない場合のよくある設定誤り

ステータスが「接続完了」にならない場合は、何らかの設定が誤っていると考えられます。よくある設定誤りは下記の通りです。

考えられる原因

改善策

b→dashで発行したSSH公開鍵を自社のサーバーに正しく登録できていない b→dash管理画面の「データパレット」>「データを連携」> 該当のFTPS連携エリア > ヘッダーの編集からSSH公開鍵を確認し、貴社のサーバーに登録した公開鍵と一致しているかご確認ください(Unix/Linux環境では $ cat ~/.ssh/authorized_keys で確認可能)
連携対象のファイル形式がb→dashで取込可能な形式と異なる 取込可能なファイル形式はCSV(.csv) / TSV(.tsv)、圧縮方式はzip / tar.gzです。複数ファイルをまとめて1ファイルに圧縮した場合は取込できずエラーとなります
自社環境のセキュリティにより、外部からのアクセスを遮断している b→dashから自社のサーバーへのアクセス許可を行ってください。b→dashが公開しているサーバーのIPアドレスは『取込/出力で設定するIPアドレスを知りたい』をご参照ください
鍵認証ではなく、パスワード認証を選択している b→dashとの連携においては鍵認証のみ対応しています。認証方法を「パスワード認証」に設定している場合は「鍵認証」へ変更してください

4. b→dashが貴社のサーバーへデータを取りに行くパターン

b→dashが貴社のサーバーからデータをプルする方式です。接続情報として「ホスト名」「ユーザー名」「パスワード」を事前に準備する必要があります。

※ 連携先の貴社中間サーバーがFTPSサーバー以外だった場合、連携処理はエラーになりますのでご注意ください

設定方法

1. 「データパレット」>「データを連携する」>「新規作成」>「FTPS」を選択して「適用」をクリックします
2. 「b→dashが貴社のサーバーへデータを取りに行く」を選択し、「次へ」をクリックします

3. FTPS連携に必要な「ホスト名」「ユーザー名」「パスワード」を入力します

4. [任意]「ディレクトリパス」を入力します(「追加」をクリックすることで複数のディレクトリパスを指定可能)

5. [任意]「パスワード」を入力し、「次へ」をクリックします
6. 連携頻度と時間を設定し、「追加」を選択して「次へ」をクリックします
7. 名前を入力し、「保存」をクリックします

ディレクトリパス配下のデータファイルはすべて取得対象です

ディレクトリパス配下にあるデータファイルは、すべて取得対象となるため、b→dashに連携したいデータファイルだけをディレクトリパスに置いてください

 【例】下記のディレクトリ構造の場合
  output
   ├ customers / customers_店舗A.csv, customers_店舗B.csv
   ├ products / products_事業A.csv, products_事業B.csv
   ├ 店舗データ.csv
   └ 従業員データ.csv
 ・「output」を指定 → 『店舗データ.csv』『従業員データ.csv』が取得される
 ・「output/customers」を指定 → 『customers_店舗A.csv』『customers_店舗B.csv』が取得される
※ ディレクトリパスは絶対パス(/home/...で始まる)または相対パス(fileuploadなど)で指定可能です
※ 連携タイミングは複数設定することもできます
※ サーバーを制限するためにb→dashのIPアドレスのみ接続できるよう設定したい場合は『取込/出力で設定するIPアドレスを知りたい』をご参照ください

検証方法

1. 設定した「連携タイミング」の時間になると、貴社の中間サーバーに対してファイルを取得する処理が実施されます
2. 連携のステータスを確認します(ステータスはアイコンで把握可能)

3. ステータスが「接続完了」になった連携設定をクリックします
4. 連携されているデータを確認し、「取込設定」を行うことができます

※ 取込設定の詳細については『データを取り込みたい』をご参照ください
「接続完了」にならない場合のよくある設定誤り

ステータスが「接続完了」にならない場合は、何らかの設定が誤っていると考えられます。よくある設定誤りは下記の通りです。

考えられる原因

改善策

b→dashで発行したSSH公開鍵を自社のサーバーに正しく登録できていない b→dash管理画面のFTPS連携エリア > ヘッダーの編集からSSH公開鍵を確認し、貴社のサーバーに登録した公開鍵と一致しているかご確認ください
b→dashに登録した自社環境のディレクトリパスにアクセスができない ディレクトリパスには絶対パス(/home/~~~)または相対パス(fileupload, fileupload/)を使用してください。登録ユーザーで該当パスにアクセスできるかご確認ください
連携対象のファイル形式がb→dashで取込可能な形式と異なる 取込可能なファイル形式はCSV(.csv) / TSV(.tsv)、圧縮方式はzip / tar.gzです。複数ファイルをまとめて1ファイルに圧縮した場合は取込できずエラーとなります
自社環境のセキュリティにより、外部からのアクセスを遮断している b→dashから自社のサーバーへのアクセス許可を行ってください。b→dashが公開しているサーバーのIPアドレスは『取込/出力で設定するIPアドレスを知りたい』をご参照ください
鍵認証ではなく、パスワード認証を選択している b→dashとの連携においては鍵認証のみ対応しています。認証方法を「パスワード認証」に設定している場合は「鍵認証」へ変更してください