本記事では、b→dashでメールの配信実績(開封数、クリック数、CV数、受注金額など)を確認する方法について紹介しています。
作成手順は、大きく下記の5つです。
各手順の詳細は、以下をご参照ください。
b→dashでは、配信実績として「メールの開封」「メール内URLのクリック」「サイト上でのコンバージョン」「売上金額」などを確認することができます。
ただし、これらのデータはb→dash内でばらばらに存在するため、配信実績を確認するには、最初にこれらを統合した「メール配信実績レポート」を作成する必要があります。
1.「データパレット」アプリで「データを確認する」をクリックします
2.「統合する」をクリックし、「テンプレート」から「メール配信実績レポート」を選択して「適用」をクリックします

テンプレートを選択すると、統合に使用する4種類のデータファイルの選択が求められます。選択するデータファイルによって、配信実績レポートで確認できる項目が異なりますので、下記の表を参考に選択してください。
データファイル |
選択 必須/任意 |
配信実績レポートで表示できる項目 |
webアクセスログ |
必須 |
クリック数 / CTR |
メール行動ログ |
必須 |
開封数 / 開封率 / 配信数 / 配信成功数 / 配信失敗数 / 配信停止数 / 配信停止率 |
受注 |
任意 |
受注数 / 受注金額 |
webコンバージョン |
任意 |
CV / CVR |
3. 指示に従い「webアクセスログデータ」を選択し、「必要なカラム」を選択して「適用」をクリックします
4. 同様に「メール行動ログデータ」を選択し、「必要なカラム」を選択して「適用」をクリックします
5. [任意]「受注データ」を選択し、「必要なカラム」を選択して「適用」をクリックします
6. [任意]「webコンバージョンデータ」を選択し、「必要なカラム」を選択して「適用」をクリックします
7.「個人情報を含むカラム」を選択し、「適用」をクリックします

1.「統合」を行う時間帯をクリックし、「統合の実行タイミング」を設定して「適用」をクリックします
2.「保存」をクリックし、「名前」を入力して「保存」をクリックします

メール行動ログデータは、メール配信に関する各種ID情報や、配信されたメールに対するユーザーの行動情報(開封/クリックなど)を記録するデータファイルで、データパレットアプリの「b→dashデータ」に自動的に作成されます。
(b→dashデータの詳細は「b→dashデータの詳細を知りたい」をご参照ください)
メール行動ログデータの「行動タイプ」「行動タイプ詳細」カラムに格納される値の一覧です。
値 |
定義 |
更新タイミング |
| mail_tried | 配信を実施したことを表すレコード | 配信を実施したタイミング |
| mail_failed | 配信が失敗したことを表すレコード ※ 「配信不達データ」にも記録されます |
失敗数を取得するバッチが起動したタイミング(配信から15分後/6時間後/12時間後) |
| mail_opened | メール受信者がメールを開封したことを表すレコード | ユーザーが開封したタイミング ※ 集計期間は配信後14日間 |
| mail_clicked | メール受信者がメール内URL(配信パラメータ付き)をクリックしたことを表すレコード | ユーザーがクリックしたタイミング ※ 集計期間は配信後14日間 |
| mail_redirect_clicked | メール受信者がb→dashで作成した短縮URLをクリックしたことを表すレコード | ユーザーが短縮URLをクリックしたタイミング |
| mail_unsubscribed | メール受信者がメール受信を拒否したことを表すレコード | ユーザーが配信停止フォームを送信したタイミング |
値 |
定義 |
更新タイミング |
| normal | URLをクリックしたことを表すレコード ※ パラメータが付いたURLをクリックした場合のみ |
ユーザーがURLをクリックしたタイミング |
| recommend | レコメンドメールのURLをクリックしたことを表すレコード ※ パラメータが付いたURLをクリックした場合のみ |
ユーザーがURLをクリックしたタイミング |
次に、作成した配信実績データを参照する設定を「メール/MA」アプリで実施します。
1.「メール/MA」アプリで「メールを配信する」をクリックします
2.「配信実績」をクリックし、「データファイル設定」をクリックします
3.「メール配信実績レポート」(先程作成したもの)を選択し、「必要なカラム」を選択して「適用」をクリックします

カラム名の末尾「1」は直接CV、「2」は間接CVにより取得した値が記録されます。
# |
カラム名 |
記録される値 |
1 |
CV数1 | 直接CVの件数 |
2 |
CV数2 | 間接CVの件数 |
3 |
受注数1 | 直接CVによる受注件数 |
4 |
受注数2 | 間接CVによる受注件数 |
5 |
受注金額1 | 直接CVによる受注金額 |
6 |
受注金額2 | 間接CVによる受注金額 |
次に、配信実績データの更新タイミングを設定します。配信実績画面には更新時間を設定する手順がないため、配信一覧画面から設定する必要があります。
1.「更新タイミング設定」をクリックします
2.「更新タイミング」を選択し、「適用」をクリックします

過去に配信したメールの配信実績一覧を確認する手順を説明します。
1.「列の表示/非表示」をクリックします
2.「表示したい項目」を選択し、「適用」をクリックします
3. 一覧画面に項目が追加されます

配信実績一覧画面のレコードは、1配信設定につき1レコードのルールで作成されます。1つの配信設定で複数回配信を実施している場合、レコードの左にある『▼』をクリックすることで、配信日時ごとの実績を表示できます。

配信一覧画面の「配信期間」を変更することで、任意の配信期間内の実績を確認できます。配信期間は「絶対期間」「相対期間」から選択することができます。
種類 |
対象期間の指定方法 |
絶対期間 |
対象期間を「年/月/日」で指定できます |
相対期間 |
対象期間を現在から「何日/何週/何ヶ月/何年」前後で指定できます |

「配信結果一覧画面」から、『配信対象者』『配信対象外』『配信失敗者』のメールアドレスを確認したり、ローカル環境にダウンロードしたりすることができます。
1.「配信設定タブ」をクリックし、確認したい「配信設定」をクリックします
2.「配信結果一覧」をクリックします
3.『配信対象者』『配信対象外』『配信失敗者』のメールアドレスを確認できます

配信実績で集計できる項目は以下の13種類です。
項目 |
集計内容 |
集計タイミング |
| 配信数 | 該当メール施策1配信の配信総件数 | 配信完了即時 |
| 配信成功数 | 該当メール施策1配信の配信成功件数 | 【Mail Publisher】配信完了から6h, 12h, 24h, 48h, 120h, 336h 後 【Repica】配信完了から15min, 6h, 12h, 24h, 36h, 48h, 60h, 72h 後 |
| 配信失敗数 | 該当メール施策1配信の配信失敗件数 ※ ハードバウンス/ソフトバウンスの両方がカウントされます |
【Mail Publisher】配信完了から6h, 12h, 24h, 48h, 120h, 336h 後 【Repica】配信完了から15min, 6h, 12h, 24h, 36h, 48h, 60h, 72h 後 |
| 開封数 | 「配信成功数」のうち開封された件数 | 更新タイミング設定で設定した日時 |
| 開封率 | 「開封数」÷「配信成功数」の百分率 | 更新タイミング設定で設定した日時 |
| 配信停止数 | 「配信成功数」のうち配信停止を希望された件数 ※ b→dashの配信停止リンクから配信停止になったユーザーのみ |
更新タイミング設定で設定した日時 |
| 配信停止率 | 「配信停止数」÷「配信成功数」の百分率 | 更新タイミング設定で設定した日時 |
| クリック数 | 「配信成功数」のうち、配信パラメータ付与URLがクリックされた件数 ※ 同一人物の複数クリックも全てカウント |
更新タイミング設定で設定した日時 |
| CTR | 「クリック数」÷「配信成功数」の百分率 | 更新タイミング設定で設定した日時 |
| CV | 該当配信のクリックしたセッションでCV達成した件数 ※ 1セッション中の複数CVは全てカウント |
更新タイミング設定で設定した日時 |
| CVR | クリックしたセッションでCV達成した割合 | 更新タイミング設定で設定した日時 |
| 受注数 | 「配信成功数」のうち、メール内URL経由で受注した件数 | 更新タイミング設定で設定した日時 |
| 受注金額 | 「配信成功数」のうち、メール内URL経由で受注した金額 | 更新タイミング設定で設定した日時 |
# |
「配信対象外理由」の表示内容 |
『配信対象外』と判定される原因 |
1 |
顧客データにレコードが存在しない | セグメントに利用している顧客データファイルに、「顧客ID」のレコードが存在しなくなっている。 |
2 |
同一シナリオで過去にターゲットとして抽出済み | 「同じ顧客に対して繰り返し配信する」が『OFF』の場合、同一シナリオで過去にセグメントとして抽出されている。 |
3 |
同一シナリオ上に滞在中 | 同一シナリオ上に同一の「顧客ID」のリストが存在している。 |
4 |
顧客IDで除外 | 配信除外データファイルの「顧客ID」に合致して、配信対象から除外された。 |
5 |
配信対象カラム(受信者メールアドレス)で除外 | 配信除外データファイルの「配信対象カラム」に合致して、配信対象から除外された。 |
6 |
差出人アドレスと受信者アドレスの掛け合わせで除外 | 差出人(Fromアドレス)と配信対象外メールアドレス(Toアドレス)の組み合わせが合致して、配信対象から除外された。 |
7 |
同一施策で過去に配信済み | 「同じ顧客に対して繰り返し配信する」が『OFF』かつ「配信スキップした顧客に、再度配信する」が『ON』の場合、過去に配信されている。 |
8 |
顧客IDが空文字 | 「顧客ID」カラムの値が「空文字」になっている。 |
9 |
配信不可時間帯設定(日次)で除外 | 配信不可日時設定を「毎日」で設定し、該当時間で配信が行われた。 |
10 |
配信不可曜日設定で除外 | 配信不可日時設定を「毎週●曜日/毎週第●曜日/毎週平日」で設定し、該当時間で配信が行われた。 |
11 |
配信不可時間帯設定(月次)で除外 | 配信不可日時設定を「毎月●日」で設定し、該当時間で配信が行われた。 |
12 |
配信不可時間帯設定(年次)で除外 | 配信不可日時設定を「毎年●月●日」で設定し、該当時間で配信が行われた。 |
13 |
配信不可時間帯設定(絶対期間)で除外 | 配信不可日時設定を「繰り返しなし」で設定し、該当時間で配信が行われた。 |
14 |
差込データや条件判定に利用しているカラムが削除 | 差込設定を行っているが、差込に利用されるデータのカラムが削除されている。 |
15 |
送信数上限 | 配信上限設定があり、上限を超過した状態で配信が行われた。 |
16 |
配信先重複 | 「顧客ID」は重複していないが、「配信ID」が重複したため除外された。 |
17 |
差込データなし | 差込対象のデータが存在しない。 |
18 |
差込データが空文字/NULL | 配信スキップの設定があり、差込データの値が「空文字」または「NULL」である。 |
19 |
差込データに対象の顧客IDが存在しない | 配信スキップの設定があり、差込データに対象の「顧客ID」が存在しない。 |
20 |
メールアドレスが空文字 | 『メールアドレス』が「空文字」である。 |
21 |
メールアドレスが不正 | 『メールアドレス』のフォーマットが不正である。 |
22 |
事前にドメイン登録されている送信元アドレスでない | 『Mail Publisher』または『repica』に未登録のドメインを用いたメールアドレスが送信元として差し込まれた。 |
23 |
利用できない文字が含まれている | 「送信先メールアドレス」「送信元の名称」「送信元のメールアドレス」「差し込み文字のデータ」に『制御文字』が含まれている。 |
24 |
レコメンドデータの取得に失敗 | レコメンドが挿入されている配信で、レコメンドデータの取得に失敗した。 |
25 |
差込文字長上限超過 | 差込文字数が上限を超過した。 |
26 |
プリヘッダーの差込データが空値/NULL | 配信スキップの設定があり、差込データの値が「空文字」または「NULL」である。 |
27 |
プリヘッダーの差込データに対象の顧客IDが存在しない | 配信スキップの設定があり、差込データに対象の「顧客ID」が存在しない。 |
28 |
原因不明 | 原因不明のエラーが発生した。 |
過去に配信したメールの配信実績詳細を確認する手順を説明します。
1. 確認したい配信実績の「プルダウン」をクリックします
2. 確認したい「配信実績」をクリックします
3.「配信実績」を確認できます

配信実績画面における「クリック件数」は、下記の2つを切り替えて確認できます。

配信実績の各項目が取得できない、数字がおかしい場合は、何らかの設定が誤っている可能性があります。よくある原因と改善策を下記にまとめています。
考えられる原因 |
改善策 |
| 配信日時が適切な期間に設定されていない | 各メールの配信日時が、配信実績画面右上の「配信日時」期間内にある場合のみ配信実績が表示されます。実績を確認したいメールの配信日が「配信日時」期間内になっているかご確認ください。 |
考えられる原因 |
改善策 |
| マルチパート配信によるメールの配信数を誤認している | マルチパート配信は受信側のメーラー環境にあわせてHTML/テキストメールを出し分けて配信しています。一度の配信で1ユーザーにメールを2通送っているわけではなく、どちらか1通のみが送られるため、マルチパート配信1通における配信数/成功数は「2」ではなく「1」としてカウントされます。 |
考えられる原因 |
改善策 |
| 送信メールの形式がHTMLメールではない | 開封数を計測できるのはHTMLメールのみです。テキストメールは仕様上、開封を計測できません(開封率も計測不可)。 |
| メールに画像が添付されていない/受信側が「画像の読み込みをしない」設定 | メール開封の判定は、メーラーがメール添付の画像を読み込むことで行われます。画像が添付されていない場合や、受信側が「画像の読み込みをしない」設定にしている場合、開封数を計測できません。 |
| ユーザーが受信メールを他メールと一緒に「一括開封」した | 「開封」を計測するにはユーザー側でメール本文を表示する必要があります。複数メールを選択し一括で「開封する」「既読にする」操作をした場合は開封を計測できません。 |
| ユーザーがメーラー上で「既読にする」ボタンを押下した | 「開封」計測にはメール本文を表示し、画像要素(imgタグ)が読み込まれる必要があります。「既読にする」ボタンを押下しただけでは計測できません。 ※ iOS標準メーラーのように、受信時にメーラー自体が画像要素を読み込む場合は「開封された」として計測されます。 |
考えられる原因 |
改善策 |
| メールのリンクURLを配信パラメータ設定にしていない | リンクURLに配信パラメータが設置されていないとクリック数を正しく計測できません。「webサイトへの流入元を取得したい」を参考に配信パラメータが正常に設定されていることをご確認ください。 |
| タグを設置していない | 配信パラメータを設定していても、リンク先のページ上にタグを設置していないとクリック数を計測できません。「直貼りでタグを設置したい」を参考にタグが設置されていることをご確認ください。 |
| タグ発火前にユーザーがwebサイトから離脱した | ユーザーが貴社のwebサイトに訪問した直後に離脱した場合、クリック数を取得できません。 |
以上で、メールの配信実績の確認は完了です。