• No : 2753
  • 公開日時 : 2022/03/28 00:00
  • 印刷

2次データの検証を行いたい(EC単品通販)

回答

本記事では、「2次データの検証を行いたい(EC単品通販)」という要件について、b→dashのデータパレット機能を用いて、EC単品通販事業における6種類の2次データを検証する方法を紹介します。本記事の構成は下記の通りです。

 1. 本記事について(2次データとは、検証対象のデータ、共通の検証観点)
 2. 検証の共通手順(レコード数の確認、新規レコードの抽出、ロジックの検証)
 3. 各データの検証観点と特有ロジック

各セクションの詳細は、以下をご参照ください。

1. 本記事について

2次データとは

b→dashでは、b→dashに取り込まれた無加工のデータ(貴社システムからb→dashへ連携しただけの状態のデータ)を「1次データ」、1次データをb→dash上で扱いやすい形式に加工/統合したデータを「2次データ」、2次データを施策/分析に利用できる形式に加工/統合したデータを「4次データ」と呼びます。

2次データは貴社にご回答いただいたヒアリングシートの情報を元にカスタマーサクセス担当が構築しますが、意図したデータが構築されているかの確認は貴社で行う必要があります。

検証対象のデータ(EC単品通販事業)

EC単品通販事業においては、以下の6種類の2次データを検証対象とします。

 (1) 顧客データ(LINEデータ)
 (2) 受注データ
 (3) 受注明細データ
 (4) 定期受注データ
 (5) 商品データ(会員ランクデータ)
 (6) 広告コストデータ
同種の2次データについての注意
・「LINEデータ」などの顧客情報を含む2次データは「顧客データ」と同じ手順で検証してください
・「会員ランクデータ」などの商品情報を含む2次データは「商品データ」と同じ手順で検証してください
・「広告コストデータ(月次)」は「広告コストデータ(日次)」と同じ手順で検証してください

共通の検証観点

いずれの2次データも、下記の共通の検証観点で確認します。データによっては3.の特有ロジックの検証も加わります。

 1. 全体のレコード数が連携元のデータと一致しているか
 2. 新規レコードが連携元のデータと一致しているか
 3. データ特有のロジック(退会/売上金額など)に誤りはないか

2. 検証の共通手順

下記では、いずれのデータでも共通して使用する1.レコード数の確認2.新規レコードの抽出の操作手順を説明します。3.データ特有のロジックの検証手順は、次のセクション「3. 各データの検証観点と特有ロジック」を参照してください。

1. 全体のレコード数を確認する

b→dash上の2次データ全体のレコード数は、データファイル一覧画面から確認することができます。b→dash上のレコード数が、貴社が保有する連携元のデータのレコード数と「一致」していれば、データの構築が正しく行われています。

2. 新規レコードを抽出する

b→dash上の2次データの新規レコードは、データの加工を行い、対象日時カラムを降順に並び替えることで抽出できます。下記では、最も新しい日時の3レコード分を抽出する手順を説明します。

1. 対象となる「2次データ」をクリックします
2. 「ランキング」をクリックします
3. 「列を選択して順位付け」を選択し、「適用」をクリックします
4. 対象の日時カラム(各データに応じて選択)をクリックします

5. 【順位の付け方】に「大きい順」を指定して「適用」をクリックします
6. 「適用」をクリックします
7. 「同率なし」を選択して、「適用」をクリックします
8. 作成したカラムの名称を「◯◯順(降順)」に変更します

9. 「絞込み」をクリックします
10. 作成した「◯◯順(降順)」カラムを選択します
11. 【条件】に「以下」「3」を指定して「適用」をクリックします
12. 「適用」をクリックします
13. 新規レコード(上位3件)が抽出されたことを確認します

抽出した3レコードの値と、貴社が保有する連携元データの新規レコードの値が「一致」していれば、データの構築が正しく行われています。

受注明細データの新規レコード確認は「受注データ」との統合が必要です
受注明細データには受注日時カラムが存在しないため、受注日時カラムを持つ「受注データ」と横統合(キー: 受注ID)してから、上記の2.の手順を適用してください。

3. 各データの検証観点と特有ロジック

各データの検証観点(2.新規レコード抽出時のキー日時カラム、3.特有ロジックの検証手順)は下記の通りです。

#

データ

2.新規レコード抽出のキー日時

3.特有ロジックの検証内容

検証項目数

(1)

顧客データ
(LINEデータ)
会員登録日時 退会ロジック:退会済みユーザーの顧客IDで絞込み、「退会フラグ」カラムが「1/TRUE」になっているか確認(自動削除仕様の場合はレコード数「0件」になっているか確認)

3項目

(2)

受注データ 受注日時 売上金額ロジック:「販売チャネル_詳細」等のカラムで集約(集計方法:合計)し、貴社連携元データの売上金額合計と一致するか確認

3項目

(3)

受注明細データ 受注日時
(受注データと横統合が必要)
売上金額ロジック:「受注データ」と横統合(キー:受注ID)後、「商品ID」等で絞込み、対象期間・売上計上フラグ(true)で絞込みののち「商品ID」で集約(集計方法:合計)

3項目

(4)

定期受注データ 最終出荷日時 特有ロジックの検証は不要

2項目

(5)

商品データ
(会員ランクデータ)
販売開始日時 特有ロジックの検証は不要

2項目

(6)

広告コストデータ
(日次/月次)
期間絞込み
(3日前〜0日前)
特有ロジックの検証は不要。「広告媒体」カラムで絞込み後、期間で絞込み

2項目

売上金額ロジックの検証時の追加絞込み条件
受注データ・受注明細データの売上金額ロジック検証時は、下記の絞込みを追加で実施してください。
期間絞込み: 「受注日時」カラムに条件「次の期間にある」/相対期間「30日前〜0日前」
売上計上フラグ絞込み: 「売上計上フラグ」カラムに条件「true」
上記絞込み後に集約(集計方法:合計)を実施することで、連携元データと同じ集計条件で比較できます。
構築したデータに誤りがある場合の対応
いずれかの検証項目で連携元データとの不一致が確認された場合は、貴社カスタマーサクセス担当までご連絡ください。ヒアリングシートの情報を元にデータ構築を再度実施します。
※ 検証で使用する加工機能(ランキング/絞込み/集約/横統合)の詳細な操作方法については、各機能のb→dashサポートサイト記事もあわせてご参照ください