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  • 公開日時 : 2026/03/16 12:40
  • 更新日時 : 2026/05/19 11:40
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GTMでタグを設置したい

回答

本記事では、GTM(Googleタグマネージャー)を使って、b→dashが提供する「ワンタグ」をwebサイトに設置し、「アクセスログタグ」でwebサイトのデータを取得するための方法について紹介しています。
タグの設置・データ取得は、大きく下記の4つの手順で行います。

 1. アクセスログタグを設定する
 2. GTMでワンタグを登録する
 3. タグの発火確認を行う
 4. webアクセスログデータを確認する

各手順の詳細は、以下をご参照ください。

タグとは

タグとは、webサイトのデータ取得や、ポップアップ表示、レコメンド表示を行うためにwebサイトに埋め込む小さいプログラム(コード)のことを指します。

b→dashでは、webサイトのデータ取得ができる「アクセスログタグ」、ポップアップが表示できる「web接客タグ」など複数のタグ機能を1つにまとめた「ワンタグ」を提供しています。ワンタグはwebサイトに1つ設置するだけで、b→dash管理画面から利用したいタグ機能を追加することができます。

※ 本記事ではワンタグの設置(GTMでの埋め込み)と、「アクセスログタグ」の設定について紹介します
  本記事で紹介するワンタグの設置手順は「web接客タグ」「レコメンドタグ」を利用する場合も必要になります
  web接客タグの動作については「web接客タグを動作させたい」、レコメンドタグについては「レコメンドタグを動作させたい」をご参照ください

1. アクセスログタグを設定する

ワンタグの発行後、利用したいタグ機能の設定を行います。今回はwebサイトのデータを取得するために必要な「アクセスログタグ」の設定について紹介します。

ドメインを設定する

1.「共通設定」→「タグ管理」→「アクセスログタグ」をクリックします
2.「+」をクリックします
3.「ドメイン」を入力し、「適用」をクリックします
4. 対象ドメイン一覧に表示されたことを確認します

※「配信除外URL」を指定することで、特定ページのアクセスログを取得しないように設定できます
  ドメインとは、サイトURL「https://○○○○/」の「https://」と末尾「/」を取り除いた「○○○○」部分です(対象ドメインに登録すると、ドメイン配下のページ「○○○○/service/」「○○○○/news/」も全てタグの適用対象になります)
  アクセスログを取得したいサイトのドメインが複数存在する場合は、すべてb→dashに登録する必要があります
対象ドメインを削除した場合の必須操作
対象ドメインに設定したドメインを削除した後は、必ずアクセスログを一度「OFF」にして、再度「ON」にする必要があります。

クロスドメイン設定を行う

b→dashでは「クロスドメイン」設定を行うことで、複数のサイト(ドメインが異なる場合も含む)のアクセスログに対して、共通の「セッションID(サイト訪問者のセッション情報を管理するID)」を付与することができます。

1.「新規作成」をクリックします
2.「サイト名」「ステータス」「ドメイン」「クエリシンボル」を追加し、「適用」をクリックします
3. サイトのドメインが登録されたことを確認します
4. サイト名の左にあるチェックボックスをクリックすると、「編集」「削除」の項目が表示されます

※ チェックボックスをクリックしないと「編集」と「削除」の項目は表示されないので注意

クロスドメインの各項目の登録時の判断基準は下記の通りです。

項目

説明

ステータス クロスドメイン設定の「有効/無効」を選択(一時的に無効にしたい場合は「無効」)
ドメイン 計測対象となるドメインを登録(下記のサブドメイン登録方法を参照)
クエリシンボル URLを「遷移先URL部分」と「パラメータ部分」に分割するための記号
一般的には「?」、「#」を利用して分割している場合は「#」を指定
「?」をクエリパラメータ、「#」をアンカーとして利用している場合は「?」を登録
【参考】サブドメインの登録方法によるビジターID共通化範囲の違い

例: ドメインが同じだがサブドメインが異なる3つのサイトが存在する場合

 ・overseas.travels.shop.co.jp
 ・domestic.travels.shop.co.jp
 ・fassion.shop.co.jp

登録するドメイン

ビジターIDの共通化範囲

shop.co.jp(ドメイン) 3つのサイト全てで共通のビジターIDを保持
travels.shop.co.jp(サブドメイン) 上2サイトのみ共通、fassionは別
overseas.travels.shop.co.jp(サブサブドメイン) 3サイトすべて別々のビジターID
クロスドメイン設定時の注意点
・クロスドメイン設定したドメイン間で遷移すると、セッションID(_bdsid) / 前ページURL(_bd_prev_page) / リピーターフラグ(_bdrpf)の3つのパラメータが付与されます
クロスドメイン設定を行ったサイト間を遷移する際に、一度リダイレクトを経由するとパラメータが脱落する場合があります(脱落するとwebアクセスログデータを取得できないため注意)
・「ドメインとサブドメインの組み合わせ」「サブドメイン同士の組み合わせ」のようにCookie情報が引き継がれるケースでは、クロスドメイン設定は不要です

除外IPアドレスを設定する

貴社の社員や業務委託している代理店等のパートナー企業など、サイトのユーザーではない方のアクセスについてアクセスログを取得したくないというケースで利用します。

1.「除外IPアドレス設定」をクリックします
2.「新規作成」をクリックします
3.「名称」「IPアドレス」を入力し、「適用」をクリックします

※ 除外IPアドレスの設定が反映されるタイミングは、毎時「00分」と「30分」です(例: 12:15に設定した場合は12:30以降に適用)
除外IPアドレスの上限
b→dashで設定することができる「除外IPアドレス」の上限は『1,000件』です。1,000件設定済みの場合「新規作成」ボタンがグレーアウトされます。アップロードしたファイルのレコード数が1,000件を超過する場合や、既存件数との合計が1,000件を超過する場合は、エラーモーダルが表示されます。

アクセスログタグを動作させる

OFF」をクリックして「ON」にします。これでドメイン設定とアクセスログタグの動作設定は完了です。

2. ワンタグを登録する

「Googleタグマネージャー」を使ってワンタグをサイトに設置します。

1.「Googleタグマネージャー」を開き、タグを埋めたい「コンテナ」をクリックします
2.「タグ」をクリックし、「新規」をクリックします
3.「タグの設定」のパネルをクリックし、画面を下にスクロールして「カスタムHTML」をクリックします
4. b→dash管理画面から取得した「ワンタグのソースコード」を貼り付け、「document.writeをサポートする」にチェックします
5.「トリガー」のパネルをクリックし、「+」ボタンをクリックします
6.「トリガーの設定」のパネルをクリックし、「ページビュー」をクリックします
7. トリガーの発生場所を選択し「保存」をクリックします
8.「トリガー名」を設定し、「保存」をクリックします
9.「タグ名」を設定し、「保存」をクリックします
10.「公開」をクリックし、任意の「バージョン名」を入力して「公開」をクリックします

※ ワンタグのソースコードは、b→dash管理画面の「タグ管理」の赤枠内アイコンをクリックすることでコピーできます
  GTMタグが埋まっている全ページでトリガーを発火させたい場合は『すべてのページビュー』、一部のページのみの場合は『一部のページビュー』を選択して任意の条件で指定します
  document.writeはJavaScript言語で、カスタムHTMLでタグを正常に動かすためにチェックが必要です
b→dashタグが発火しない可能性がある条件
以下2つの条件を満たす場合、b→dashタグがWebサイトに読み込まれず、結果としてタグが発火しない可能性があります。
 1. GTM(Googleタグマネージャー)を使用している
 2. Yahooの「リターゲティング広告用タグ」(https://b92.yahoo.co.jp/js/s_retargeting.js)の後にb→dashのタグを設置している
原因はYahooタグ読み込み時にGTM内でエラーが発生し、後に配置されたb→dashタグが読み込まれないためです。b→dashのタグ(btm.js)は、Yahooタグなどの他のタグよりも前に配置することを推奨します(他のタグでもエラー発生時に同様の現象が起こる可能性あり)。
「DOM Ready」設定が必要なケース
ワンタグが読み込まれた後にリレーション設定で取得したい値が読み込まれる場合、値を取得することができません。この場合は、ワンタグに対して設定した配信トリガーのイベントタイプを「ページビュー」から「DOM Ready」に変更することで値を取得できます。
詳細は Googleタグマネージャーヘルプ「ページビュートリガーについて」をご参照ください。
トリガー例外設定によるワンタグの配信問題
ワンタグを特定のページに配信しない設定を行いたい場合、GTMのトリガー設定の「トリガー例外(ブロッキングトリガー)」の設定を行うことで除外できます。ただし、「ドメイン」を除外対象として指定した場合、除外したいページ以外でもワンタグの配信が行われないケースがあります
例: 除外対象のURLが「https://aaa.com/?12345」の場合、ドメイン「aaa.com」を指定すると、「http://bbb.aaa.com/?6789」も除外対象として判定されます。トリガー設定の内容を確認した上で設定してください。

3. タグの発火確認を行う

下記は「Google Chrome」での確認手順です。

1. タグの発火を確認したいページを開きます
2. 画面上を右クリックし、表示されるメニューから「検証」を選択します
3. 表示されるデベロッパーツール内の「Network」にて「bdash」を検索し、「control+R(ページ再読み込み)」をクリックします
4.「btm.js」と「tracking」ログの「Status」項目が「200」と表示されていることを確認します

※ ワンタグを外しても、trackingの値はキャッシュなどの関係ですぐに「0」にならず、緩やかに「0」になる場合があります
【参考】アクセスログが発火しない場合のよくある原因(5パターン)

考えられる原因

改善策

リレーション設定の値が間違っていた 「顧客ID」「受注ID」などのキー項目を取得するリレーション設定の設定内容が誤っていないか確認
アクセスログタグをONにしていなかった 共通設定 > タグ管理 > アクセスログタグから「ON」になっているか確認
アクセスログタグに登録した対象ドメインが誤っていた 設定したドメインに「https://」や「/」などドメイン以外の部分が含まれていないか確認
アクセスログデータファイルの更新頻度設定がされていなかった データパレット > データを確認する > b→dashデータタブから、webアクセスログデータファイルの更新頻度設定を行う(設定がない場合、レコードは追加されない)
タグの設置箇所が間違っていた サイトの共通部分にある「</head>」の直前もしくは「<body>」の直後に設置されているか確認
【参考】アクセスログが重複して発火する場合の原因(2パターン)

考えられる原因

改善策

設置箇所が重複している タグマネージャーでの設置とHTML上への直貼り設置といった、ワンタグの設置箇所の重複を確認
ユーザーが重複実行している ユーザーがwebページの再読み込み(リロード)やブラウザバックで遷移した場合、アクセスログが重複計測される。前ページURLの設定を行うことで重複計測を防止可能

4. webアクセスログデータを確認する

「ワンタグの設置」と「アクセスログタグの設定」が完了したら、webサイトのデータが蓄積される「webアクセスログデータ」の確認を行います。webアクセスログデータはデータパレットアプリのb→dashデータから確認できます。

webアクセスログデータの更新頻度設定

アクセスログデータを取得する最後の設定として、アクセスログタグが取得したデータを「webアクセスログデータ」に更新する頻度の設定を行います。更新頻度設定を行うことで、webアクセスログデータにログデータが蓄積されます。

1.「データパレット」をクリックします
2.「データを確認する」をクリックします
3.「b→dashデータ」をクリックします
4.「webアクセスログデータ」を1回クリックします
5.「更新設定」をクリックします
6. 連携頻度と時間を設定の上「追加」を選択し、「適用」をクリックします
7.「webアクセスログデータ」を2回クリックすると、webアクセスログデータを確認できます

※ 更新頻度に設定した時間のタイミングでwebアクセスログデータの内容が更新されます(最新データを確認したい場合は、更新頻度に設定している時間に合わせてデータを確認)

webアクセスログデータのカラム一覧

アクセスログタグを設置することで取得できるデータ(カラムの種類)は、下記の画像をご参照ください。詳細は「b→dashデータの詳細を知りたい」をご参照ください。

※ 1時間/1分/1秒当たりでb→dashが受領可能なwebデータ(PV/click)に上限はありません(閾値を超えるとスケールアップのため追加費用が発生する場合あり)
他ツールの計測結果との差異について
b→dashとGoogle Analytics(GA)やAD EBiSといった他のタグ計測ツールを使用している場合、タグの発火地点の違いから計測結果が異なる場合があります
また、b→dashで計測対象のwebページにパラメータを設定する必要があるため、併用している他の計測ツールの計測結果に影響を及ぼす可能性があります(例: GAがb→dashパラメータを付与したページURLと付与していないページURLを別ページとして計測)。他の計測ツールと併用する場合は、下記の「b→dashが付与するパラメータ」を参考にパラメータの除外設定を行ってください。
【参考】b→dashが付与するパラメータ一覧(3カテゴリ)
● アクセスログ解析系パラメータ(3つ)

パラメータ名

説明

_bd_prev_page 前ページURL
_bdrpf リピーターフラグ
_bdsid セッションID
● 配信コンテンツ計測系パラメータ(9つ)

パラメータ名

説明

bdmlc メール自動付与パラメータ
bdlic LINE(リッチメニュー以外)自動付与パラメータ
bdlrc LINE(リッチメニューのみ)自動付与パラメータ
bdsmc SMS自動付与パラメータ
bdpsc Push通知自動付与パラメータ
bdmlrec メールレコメンド
bdlirec LINEレコメンド
bdsmrec SMSレコメンド
bdpsrec Push通知レコメンド
● その他パラメータ(2つ)

パラメータ名

説明

bdrec レコメンドのクリック計測に用いるパラメータ
bdli 自動付与パラメータの連番を判定するためのパラメータ

[参考] リレーション設定を行う

リレーション設定とは、ワンタグで取得する各種データファイルに、特定のカラム(キー項目)を追加取得するための設定です。アクセスログタグで取得する「アクセスログデータファイル(webサイト内での行動データ)」に対して、「顧客ID」や「受注ID」といったキー項目となるカラムを取得することで、アクセスログと顧客データ/受注データを紐づけることができます。

リレーション設定の設定手順や詳細については「リレーション設定をしたい」をご参照ください。