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  • No : 1136
  • 公開日時 : 2026/03/18 21:01
  • 更新日時 : 2026/05/21 20:03
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メールの成果を性別ごとに可視化したい

回答

本記事では、「メールの成果を性別ごとに可視化したい」という要件について、b→dashのデータパレット機能を用いてデータをどのように加工/統合すれば実現できるかを紹介しています。

本記事の構成は下記の通りです。

 1. 本記事で紹介するデータ加工/統合の例(加工イメージ / 想定利用業界 / 必要なデータ)
 2. データ準備と活用までの流れ(全体Step)
 3. データ加工の手順(Step1〜Step6)

各セクションの詳細は、以下をご参照ください。

1. 本記事で紹介するデータ加工/統合の例

本記事で紹介する活用例では、下記のイメージの加工/統合を行います。

想定利用業界別 利用シーン

本記事で紹介するデータ加工/統合の内容が「どのような業界の」「どのような企業において」「どのように活用されるか」を下記に紹介します。

【想定利用業界】EC専業/EC単品通販/人材(紹介)
 ・活用企業イメージ: 顧客に対してメール配信を実施している企業 / 男女両者に向けサービスや商品を提供している企業
 ・活用イメージ: 配信したメールにおいて、性別ごとの開封/クリック/CVなどの成果レポートを作成したい / メールの成果レポートを作成するにあたり「直接CV数」「直接CV金額」を算出したい

加工/統合に必要なデータ

本記事で紹介するデータの加工/統合を実施するにあたり、下記の表において『必須』となっているデータ(カラム)が含まれたデータファイルを用意しておく必要があります。

#

カラム

データ型

必須

参照データ

データ定義

1

受注ID

テキスト

受注データ 受注データの主キー

2

受注金額

整数

受注データ -

3

顧客ID

テキスト

顧客データ 顧客データの主キー

4

性別

テキスト

顧客データ -
※ 上記カラムがb→dash上に存在しない場合(b→dashに連携していない場合)は、データ連携を先に実施してください
アクセスログ計測とリレーション設定の準備

データの加工/統合を行う前に、b→dashで貴社webサイトのアクセスログ計測とリレーション設定を行う事前準備が必要です。下記の記事を参考に事前準備を実施してください。

 【アクセスログ計測の準備】
 ・『[概要]webデータの全体像
 ・『直貼りでタグを設置したい
 ・『GTMでタグを設置したい
 ・『YTMでタグを設置したい
 【リレーション設定の準備】
 ・『リレーション設定をしたい
 ・『リレーション設定例(受注IDを取得する場合)

2. データ準備と活用までの流れ

本記事では、性別ごとにメールの成果を可視化するレポート作成において必要なデータ加工/統合の方法レポートの作成方法を紹介します。下記の6つのStepを実施することで、性別ごとにメールの成果を可視化するためのデータを構築することができます。

 ・Step1: 「メール行動ログデータファイル」に加工を行い「メール行動ログデータ_1」「メール行動ログデータ_2」を作成
 ・Step2: 「webアクセスログデータファイル」を加工し、「Step1で作成したファイル」と統合
 ・Step3: 「受注データ」と「Step2で作成したデータ」を統合/加工
 ・Step4: 「メール行動ログデータ_1」と「Step3で作成したデータ」を加工/統合
 ・Step5: 「Step4で作成したデータ」と「顧客データ」を加工/統合(性別カラムを追加)
 ・Step6: レポートを作成する

3. データ加工の手順

本セクションでは、データ加工/統合の具体的な手順をStep1〜Step6に分けて紹介します。

Step1. メール行動ログデータ_1、メール行動ログデータ_2を作成する

「メール行動ログデータファイル」に加工を行い、「メール行動ログデータ_1」「メール行動ログデータ_2」を作成します。

Step1-1. メール行動ログデータ_1を作成する

「メール行動ログデータファイル」に対して、IF文4回 → 集約 → 四則演算 → 保存の順番で加工を行います。

1. 「データパレット」→「データを確認する」→「メール行動ログデータファイル」をクリックします
2. 「IF文」をクリックし、「行動タイプ」カラムを選択して下記の4つのフラグカラムを作成します(各IF文で、行動タイプが該当する値の場合に「1」、それ以外の場合に「空白」を設定)

作成するフラグカラム

条件(次に完全一致)

配信フラグ mail_tried 「次の値」→「1」 / その他は「空白」
配信失敗フラグ mail_failed 「次の値」→「1」 / その他は「空白」
開封フラグ mail_opened 「次の値」→「1」 / その他は「空白」
クリックフラグ Click 「次の値」→「1」 / その他は「空白」

3. 「集約」をクリックし、集約のキーとして「顧客ID」「メール配信ID」カラムを選択して「適用」をクリックします
4. 残したい4つのカラム(配信フラグ / 配信失敗フラグ / 開封フラグ / クリックフラグ)を選択し、集計方法として全て「ユニークカウント」を選択して「適用」をクリックします
5. 集約後のカラム名を下記の通り変更します

 ・配信フラグ(ユニークカウント) → 配信数
 ・配信失敗フラグ(ユニークカウント) → 配信失敗数
 ・開封フラグ(ユニークカウント) → 開封数
 ・クリックフラグ(ユニークカウント) → クリック数

6. 「四則演算」をクリックし、「配信数」「配信失敗数」カラムを選択して「適用」をクリックします
7. 【計算の設定】に「配信数 配信失敗数」、【端数処理の設定】に「小数第1位を四捨五入」を指定し、「適用」をクリックします
8. 「名前を付けて保存」を選択し、カラム名「配信成功数」を入力して「保存」をクリックします

9. 「保存」をクリックし、任意のファイル名(本記事では「メール行動ログデータ_1」)を入力して「保存」をクリックします

Step1-2. メール行動ログデータ_2を作成する

「メール行動ログデータファイル」に対して、集約 → 絞込み → 削除 → 保存の順番で加工を行います。

1. 「メール行動ログデータファイル」をクリックし、「集約」をクリックします
2. 集約のキーとして「顧客ID」「リンクURL」「メール配信ID」カラムを選択して「適用」をクリックします
3. 任意のカラム/任意の集計方法を選択し「適用」をクリックします(後で削除するカラムのため、どれを選択しても問題ありません)
4. 集約後のカラム名を「削除用」に変更します
5. 「絞込み」をクリックし、「リンクURL」を選択して【条件】「空文字ではない」を選択し、「適用」をクリックします
6. 「削除」をクリックし、「削除用」カラムを選択して「適用」をクリックします
7. 「保存」をクリックし、任意のファイル名(本記事では「メール行動ログデータ_2」)を入力して「保存」をクリックします

Step2. webアクセスログデータファイルを加工し、Step1-2で作成したファイルと統合する

webアクセスログデータファイル」を加工して必要なデータに絞込み、「メール行動ログデータ_2」と『リンクURL』『ランディングページURL(パラメータ付き)』カラムで紐づけて統合します。

Step2-1. webアクセスログデータファイルに加工を行い必要なデータに絞込む

1. 「webアクセスログデータファイル」をクリックし、「絞込み」をクリックします
2. 「ページURL」を選択し、【条件】「次に完全一致」+「任意のCV計測したいページURL」を入力して「適用」をクリックします
3. 「削除」をクリックし、「受注ID」「ランディングページ(パラメータ付)」カラム以外を選択して「適用」をクリックします
4. 「保存」をクリックし、任意のファイル名(本記事では「webアクセスログデータファイル_1」)を入力して「保存」をクリックします

※「受注IDを取得しているリレーション項目」以外を選択してください
Step2-2. メール行動ログデータ_2とwebアクセスログデータ_1を統合する

1. 「統合する」→「カスタマイズ」をクリックします
2. 「データファイル」アイコンをクリックして「メール行動ログデータ_2」をクリック、続けて「データファイル」アイコンをクリックして「webアクセスログデータ_1」をクリックします
3. 「統合」アイコンをクリックし、「【横】方向に統合」を選択して「適用」をクリックします
4. 統合キーとして【メール行動ログデータ_2】「リンクURL」/【webアクセスログデータ_1】「ランディングページ(パラメータ付き)」を選択し、「次へ」をクリックします
5. 「共通するデータのみ統合する」を選択し、「適用」をクリックします
6. 任意のファイル名(本記事では「メール行動ログ × webアクセスログ」)を入力し、「保存」を複数回クリックします
7. 「OFF」をクリックし「ON」に変更後、「適用」→「データ確認」をクリックします

Step3. 受注データとStep2で作成したデータを統合/加工する

受注データ」と「Step2で作成した統合データ」を加工/統合し、『直接CV数』『直接CV金額』カラムを作成します。

Step3-1. 受注データとメール行動ログ × webアクセスログを統合する

1. 「統合する」→「カスタマイズ」をクリックします
2. 「データファイル」アイコンをクリックして「メール行動ログ × webアクセスログ」、続けて「受注データ」をクリックします
3. 「統合」アイコンをクリックし、「【横】方向に統合」を選択して「適用」をクリックします
4. 統合キーとして両データから「受注ID」を選択し、「次へ」をクリックします
5. 「先に選択したデータに対して統合する」を選択し、「適用」をクリックします
6. 任意のファイル名(本記事では「受注 × メール行動ログ × アクセスログ」)を入力し、「保存」を複数回クリックします

Step3-2. 統合データに加工を行う

1. 「受注 × メール行動ログ × webアクセスログ」をクリックし、「絞込み」をクリックします
2. 「キャンセルフラグ」を選択し、【条件】「次と等しい」+「0」を指定して「適用」をクリックします
3. 「ランキング」をクリックし、「グループ内の順位付け」を選択して「適用」をクリックします
4. グループ化のキーとして「メール配信ID」「顧客ID」「受注ID」を選択し、【順位の付け方】「大きい順」、【同率順位の扱い】「同率なし」を指定して「適用」をクリックします
5. ランキングで作成されたカラム名を「ランキング」に変更します
6. 「絞込み」をクリックし、「ランキング」カラムに【条件】「次に等しい」+「1」を指定して「適用」をクリックします
7. 「集約」をクリックし、集約のキーとして「顧客ID」「メール配信ID」を選択して「適用」をクリックします
8. 集約して残すカラムとして「受注ID」(ユニークカウント)、「売上金額」(合計)を指定し、「適用」をクリックします
9. 集約後のカラム名を下記の通り変更します

 ・受注ID(ユニークカウント) → 直接CV数
 ・売上金額(合計) → 直接CV金額

10. 「保存」をクリックし、任意のファイル名(本記事では「受注 × メール行動ログ × webアクセスログ_1」)を入力して「保存」をクリックします

Step4. メール行動ログデータ_1とStep3で作成したデータを加工/統合する

メール行動ログデータ_1」と「Step3で作成した統合データ」を『メール配信ID』『顧客ID』カラムで紐づけて統合し、加工します。

1. 「統合する」→「カスタマイズ」をクリックします
2. 「データファイル」アイコンをクリックして「メール行動ログデータ_1」、続けて「受注 × メール行動ログ × webアクセスログ_1」をクリックします
3. 「統合」アイコンをクリックし、「【横】方向に統合」を選択して「適用」をクリックします
4. 統合キーとして両データから「メール配信ID」「顧客ID」を選択し、「次へ」をクリックします
5. 「先に選択したデータに対して統合する」を選択し、「適用」をクリックします
6. 任意のファイル名を入力し、「保存」を複数回クリックして統合データを作成します

Step5. Step4で作成したデータと顧客データを加工/統合する

Step4で作成した統合データ」と「顧客データ」を『顧客ID』カラムで紐づけて統合し、性別カラムを追加します。これにより、性別ごとにメールの成果を可視化するためのデータが完成します。

1. 「統合する」→「カスタマイズ」をクリックします
2. 「データファイル」アイコンをクリックして「Step4で作成した統合データ」、続けて「顧客データ」をクリックします
3. 「統合」アイコンをクリックし、「【横】方向に統合」を選択して「適用」をクリックします
4. 統合キーとして両データから「顧客ID」を選択し、「次へ」をクリックします
5. 「先に選択したデータに対して統合する」を選択し、「適用」をクリックします
6. 任意のファイル名を入力し、「保存」を複数回クリックして統合データを作成します

Step6. レポートを作成する

Step5で作成したデータをもとに、b→dashのBI機能(レポート機能)を用いて性別ごとのメールの成果レポートを作成します。性別カラムをディメンションに、配信数/開封数/クリック数/直接CV数/直接CV金額などをメジャーに設定することで、性別ごとの成果を可視化できます。

レポート作成の詳細手順については、b→dashのBIレポート関連のサポートサイト記事をご参照ください。

※ 以上で、性別ごとにメールの成果を可視化するためのデータ加工/統合とレポート作成は完了です