本記事では、2024年5月13日にリリースされた新規機能や機能改善について紹介しています。
本記事の構成は下記の通りです。
各セクションの詳細は、以下をご参照ください。
2024年5月13日のリリースでは、以下が主な機能追加・改善となっています。
2024年5月13日リリースまでは、「webアクセスログデータ」「webコンバージョンデータ」を高頻度で更新されるように設定している場合、以下の課題が発生していました。
上記課題の原因は、"全期間"の「webアクセスログデータ」「webコンバージョンデータ」を参照して処理が行われていたためでした。その結果、更新処理に時間を要したり、パケット消費量が増えていました。
今回のリリースによって、「webアクセスログデータ」「webコンバージョンデータ」が、データの保持期間ごとに作成される(作成できる)ようになりました。
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データ名 |
データの保持期間 |
補足 |
1 |
1日分データ | 1日 |
「1日分データ」は、以下の項目を操作できます。 ・更新タイミングの変更 ・個人情報保護設定の変更 ・カラム名の変更 ● 注意点:以下の項目については操作できません。 ・保持期間の変更 ・データファイル名の変更 ・保持カラムの変更 ・レコードの削除 |
2 |
全期間データ | 24カ月 |
「全期間データ」は、以下の項目を操作できます。 ※ 本機能リリース前に存在していた既存の「webアクセスログデータ」が「全期間データ」に該当します |
3 |
任意期間データ | 任意の期間 |
「任意期間データ」は、以下の項目を操作できます。 ・更新タイミングの変更 ・個人情報保護設定の変更 ・カラム名の変更 ・保持期間の変更 ・データファイル名の変更 ・保持カラムの変更 ● 注意点:以下の項目については操作できません。 ・レコードの削除 |
今回のリリースは、Shopify側で2024年8月1日にアップデートが行われ購入完了ページの仕様が変更されることに対応するために行われました。Shopify側の2024年8月1日のアップデートが行われると、主に以下の点が変更されます。
この変更により、「情報ページ/配送ページ/決済ページ/サンキューページ/注文状況ページ」にてスクリプトタグや追加スクリプトの使用が不可能になります。また「confirmation_number」はランダムに生成される英数字IDであり、一意の値ではない可能性があります。そのため、Webデータと注文データの紐付けが困難になる可能性があります。
今回のリリースによって、「Orders」の『confirmation_number』カラムが連携できるようになりました。
2024年5月13日リリースまでは、「共通設定」の『送信元設定』において以下の課題がありました。
今回のリリースまでは、人材/クリニック/ブライダル/不動産系といった顧客一人一人に担当者が付く業界において、送信元の表示名に担当者名や都道府県名などを差し込みメール配信することでメールの開封率を伸ばしたいにもかかわらず、実現することができませんでした。
今回のリリースによって、「送信元設定」に『データ挿入』機能が追加され、送信元の情報を差し込むことができるようになりました。
「送信元の情報を差し込む」機能を利用する際の注意点は以下の5点です。
データ挿入機能は、『Mail Publisher』のみで利用することができます。『repica』では利用することができませんのでご注意ください。
「データ挿入」を行った送信元設定を「テスト送信」に利用することはできませんのでご注意ください。
「メールアドレス」や「メールに表示される送信元の名称」に『データ挿入』を設定し、以下のいずれかの条件を満たした場合、b→dash側で配信を除外します。
「メールアドレス」と「代替のメールアドレス」には、『Mail Publisher』に登録してあるドメインを設定してください。『Mail Publisher』に登録していないドメインを設定して配信を行った場合、『Mail Publisher』側で配信を除外します。『Mail Publisher』側で配信を除外した場合、『Mail Publisher』側では「配信成功」として扱われb→dashにエラーとして返ってこないため、メールが届かなかった原因を確認することができません。
「データ挿入」を利用して配信したメールで『登録解除』が行われた場合、『登録解除』の対象となるのは「代替のメールアドレス」に設定したメールアドレスです。「メールアドレス」に設定したメールアドレスではありませんのでご注意ください。例えば、「メールアドレス」が『test@example.com』、「代替のメールアドレス」が『aaa@bdash.co.jp』で配信したメールで『登録解除』が行われた場合、『登録解除』の対象となるのは『aaa@bdash.co.jp』です。
以下では、リリースされた機能の一覧をアプリごとにまとめて紹介しています。
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カテゴリ |
概要 |
詳細 |
1 |
データ連携 | 処理実行履歴画面から、連携したデータをダウンロードすることができる | データの連携後に、どのようなデータが連携されたのか確認することができるようになりました。 ※ 詳細については『データの処理実行履歴を確認したい』をご参照ください |
2 |
データ統合 | 統合キーの重複エラーの発生時に、エラー原因のカラムを特定することができる | 統合キーに指定していたカラムの値が重複しており統合処理のエラーが発生した際に、統合キーに指定されているカラムがどのカラムなのか確認できるようになりました。そのため、エラーの原因となっているカラムを特定するために問い合わせる必要がなくなりました。 |
3 |
shopify連携 | 「Orders」の『confirmation_number』カラムが連携できる | 「Orders」の『confirmation_number』カラムを連携できるようになりました。詳細は本記事「1. 主なリリース機能」をご参照ください。 |
4 |
shopify連携 | shopify連携において、「Customers」の『Tags』カラムの値が"空"の値となる事象が解消 | shopify連携において「Customers」の『Tags』カラムの値が"空"の値となる場合がありましたが、「Customers」の『Tags』カラムの値が入った状態で連携されるようになりました。 |
5 |
データ加工 | 前回の処理以降にインプットデータが更新されていない場合は、処理がスキップされる | 今回のリリースによって、「前回の処理以降にインプットデータが更新されていない場合は処理がスキップ」「処理実行履歴のステータスに「スキップ」が追加」の2点がリリースされました。これまではインプットデータが更新されていない場合でもデータが更新されていましたが、前回の処理以降にインプットデータが更新されていない場合は処理がスキップされるようになりました。 ※ 詳細については『データの処理実行履歴を確認したい』をご参照ください |
6 |
データ加工(加工テンプレート) | 加工テンプレート「顧客ごとに縦持ちのデータを横に並べて変換」を使用した際のカラムの値が重複する事象が解消 | 加工テンプレートの「顧客ごとに縦持ちのデータを横に並べて変換」を実行した際に、「集約キーに指定したカラムの値が同じ」かつ「並び順カラムに指定したカラムの値が同じ」の2条件を満たす値が存在する場合、加工後データファイルにおいてカラムの値が重複していましたが、加工後の横持ちとしたカラム内にて値が重複しないように改修されました。 |
7 |
データファイル一覧画面 | 表示しているフォルダの階層に直接格納することができる | 「指定の場所へ移動」機能において、リリース前は最下層のフォルダには「データファイル一覧に移動するカード」のみが表示され最下層であることが分かりづらい事象が発生していましたが、表示しているフォルダの階層に直接格納することができるようになりました。 |
8 |
データフロー | 決まったタイミングで、更新タイミングのズレが解消される | 「データA」と「データB」をインプットにしている「データフローX」において待ち合わせを設定している場合に、とある日にインシデントなどで片方のデータファイルの更新がされないと翌日以降の更新タイミングがずれ込んでしまう事象が発生していましたが、決まったタイミングで更新タイミングのズレが解消されるようになりました。 |
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カテゴリ |
概要 |
詳細 |
1 |
複合セグメント | 複合セグメントに使用している単一セグメントを確認することができる | 複合セグメントの詳細画面から複合セグメントに使用している単一セグメントの詳細画面に遷移することができるようになりました。そのため、複合セグメントに使用している単一セグメントを探したい際に検索する必要がなくなりました。 |
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カテゴリ |
概要 |
詳細 |
1 |
メール作成 | 「メール形式」の変更機能について、タブを切り替えると画像が表示されなくなる事象が解消 | メールコンテンツの編集画面遷移直後に「HTMLメール」タブから「テキストメール」タブに切り替え、再度「HTMLメール」タブに戻した際に画像が消える事象が発生していましたが、上述の事象が解消されました。 |
2 |
メール作成 | 「テキストメール」の作成時に、「span」タグが挿入される事象が解消 | 「テキストメール」の作成にて「テキスト要素が選択された状態(青色の背景色が付いた状態)にする」→「件名を選択する」→「テキスト要素が選択された状態で保存をする」という操作を行うと「span」タグが挿入される事象が発生していましたが、上述の事象が解消されました。 |
3 |
メール配信 | 「配信不達データ」に意図しないメールアドレスが格納される事象が解消 | メール配信サーバーの『repica』を利用している場合に、『repica』の仕様とb→dashの仕様に齟齬があったことによって本来は「配信不達データ」に入る必要がないメールアドレスが「配信不達データ」に格納されていましたが、『repica』の仕様に合わせるように改修し上述の事象が解消されました。 |
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カテゴリ |
概要 |
詳細 |
1 |
web接客配信設定 | 「表示条件設定」の『停止条件』に条件を追加 | 「表示条件設定」の『停止条件』に「特定の要素を含む場合に、web接客を表示しない」という条件が追加されました。具体的には「HTML/id属性」「HTML/name属性」「HTML/class属性」「HTML/任意の属性」の条件が追加されました。 |
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カテゴリ |
概要 |
詳細 |
1 |
シナリオ | メール配信タスクのコンテンツ表示にて、選択していないメール形式で表示されていた事象が解消 | シングルパートで作成しているメールコンテンツをシナリオの配信コンテンツとして設定する際に、メールコンテンツの作成時には選択していない「メール形式」の状態でコンテンツのプレビューが配信コンテンツの選択時に表示されていましたが、上述の事象が解消されました。 ※「シングルパート」とは『HTMLメールのみ』や『テキストメールのみ』で作成したコンテンツのことを指します
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カテゴリ |
概要 |
詳細 |
1 |
フォーム作成 | 特定のテンプレートを使用した際に「編集画面」「プレビュー画面」「公開ページ」のテキストの行間がそれぞれ異なって表示される事象が解消 | CMSのフォーム作成において、特定のテンプレートを使用した際に「編集画面」「プレビュー画面」「公開ページ」のテキストの行間がそれぞれ異なって表示される事象が発生していましたが、上述の事象が解消されました。 |
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カテゴリ |
概要 |
詳細 |
1 |
セキュリティ管理 | ユーザーごとに2要素認証をリセットできる | 「管理者」権限をもつユーザーがユーザー単位で2要素認証をリセットすることができるようになりました。そのため、特定のユーザーが「端末紛失」や「機種変更」などによって認証コードを入力できなくなった場合に弊社に問い合わせる必要がなくなりました。 ※ 操作方法については『ログイン時のルールを設定したい』をご参照ください |
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カスタムドメイン設定 | CSR/秘密鍵をCSV形式でb→dashから出力した際のファイル名を、他のアプリで出力した際のファイル名と統一 | カスタムドメイン(CSR/秘密鍵)をCSV形式でb→dashから出力した際のファイル名を、他のアプリで出力した際のファイル名と統一しました。具体的には「{アプリ名}_{設定名}_{ダウンロード日時のタイムスタンプ(yyyymmddhh24miss)}.csv」というファイル名になります。 |
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対象アプリ |
概要 |
詳細 |
1 |
メール / シナリオ | 送信元の情報を、動的に差し込むことができるようになる | 「送信元設定」に『データ挿入』機能が追加され、送信元の情報を動的に差し込むことができるようになりました。詳細は本記事「1. 主なリリース機能」をご参照ください。 ※ 本機能は、メール配信サーバー「Mail Publisher」を利用しているお客様のみ利用することができます |
2 |
CMS / web接客 | 「フォーム回答データ」のレコードが表示されない事象が解消 | 「CMSを公開する」→「CMSを非公開にする」→「作成されたデータファイルを削除する」→「CMSを編集し質問項目を追加する」→「CMSを公開する」→「作成されたデータファイルの詳細画面へ遷移する」という手順で操作を行うと「フォーム回答データ」の詳細画面にてレコードが表示されない事象が発生していましたが、上述の事象が解消されました。また、「CMSの『フォーム回答データ』削除時に対象フォームのステータスが『公開中』」「web接客/アプリ接客の『フォーム回答データ』削除時にweb接客/アプリ接客配信設定のステータスが『運用中』」の場合に「フォーム回答データ」が削除できないように制御されるようになりました。 |
3 |
データパレット / 共通設定 / 契約/利用状況 | 「webアクセスログデータ」「webコンバージョンデータ」が、データの保持期間ごとに作成される | 「webアクセスログデータ」がデータの保持期間ごとに作成されるようになりました。具体的には「1日分データ」「全期間データ」が自動で作成され、「任意期間データ」も"任意"で作成することができます。これらがデータの保持期間ごとに作成される(作成できる)ため、「webアクセスログデータ」を加工や施策に使用しており高頻度で更新していた場合に、インプットデータを「1日分データ」「任意期間データ」に変更することでパケットの消費量を抑えることができます。詳細は本記事「1. 主なリリース機能」をご参照ください。 |