本記事では、メール配信において「差込文字に意図した値が表示されていない」場合の原因の特定方法について紹介します。「差込文字」とは「データ挿入」機能を利用して挿入した文字列のことを指し、意図した値でない場合は「データ挿入」の設定内容が誤っているなどの原因が挙げられます。本記事の構成は下記の通りです。
各セクションの詳細は、以下をご参照ください。
メール配信で使用する「差込文字」が意図した値と異なる場合は、貴社カスタマーサクセス担当にお問い合わせいただく前に本記事をご参照ください。「確認すべき観点(Q1〜Q10)」を順に確認し、該当する「解決に向けたアクション(A1〜A8)」を実施することで、多くのケースが自己解決できます。
「差込文字に意図した値が表示されていない」場合の原因特定は、「テスト送信」時か「本番配信」時かによって確認すべき観点が分岐します。下記のフロー図の順に確認を進めてください。

下記表の順にQ1から確認し、条件分岐に従って次のQまたはAへ進んでください。
# |
確認内容 |
確認方法 |
分岐(YES/NO) |
Q1 |
「テスト送信」時に発生したか?(本番配信時か) | 事象発生時の状況を確認 | テスト送信 → Q4へ 本番配信 → Q2へ |
Q2 |
「データ挿入」したデータファイルは更新されていたか? | データファイル詳細の「処理実行履歴」で最終更新日時を確認 | 最新の状態 → Q5へ 最新でない → Q3へ |
Q3 |
データファイル更新後も事象が発生するか? | データファイルを最新化して再度配信(手順は「5. 共通操作手順」参照) | 発生する → カスタマーサクセスへ 発生しない → A1へ |
Q4 |
「テストデータ挿入」を利用したか? | メールコンテンツ詳細 → 「テストデータ挿入」で青色の枠を確認 | 利用した → Q6へ 利用していない → A2へ |
Q5 |
「データ挿入」の対象カラムは意図通りか? | (1)選択カラム名を差込文字で確認 / (2)HTMLソースの「##__DF◯◯◯-××××__##」の◯◯◯からデータファイルIDを特定し、URL直入力で該当カラムの値を確認 | 意図通り → カスタマーサクセスへ 意図通りでない → A3へ |
Q6 |
「テストデータ挿入」の方法はどちらか? | (1)「テストデータを用いる」/ (2)「指定した顧客IDのデータを用いる」のどちらに青色の枠が表示されているか確認 | テストデータを用いる → Q8へ 指定した顧客ID → Q7へ |
Q7 |
「データ挿入」データファイルに対象「顧客ID」が存在するか? | 指定した顧客IDが、データ挿入に使用しているデータファイル内に存在するか確認 | 存在する → Q9へ 存在しない → A4へ |
Q8 |
「テストデータ設定」は意図通りか? | (1)選択している「テストデータ」を確認 / (2)共通設定→テストデータ設定で内容を確認 | 意図通り → Q10へ 意図通りでない → A5へ |
Q9 |
「データ挿入」の対象カラムは意図通りか?(Q5と同内容) | Q5と同じ確認方法 | 意図通り → Q10へ 意図通りでない → A6へ |
Q10 |
再度「テスト送信」しても事象が発生するか? | 「テスト送信」を実施(手順は「5. 共通操作手順」参照) | Q8経由 → 発生しない場合A7 Q9経由 → 発生しない場合A8 発生する場合はカスタマーサクセスへ |
「確認すべき観点」で特定した原因ごとに、下記表のアクションを実施してください。
# |
推定原因 |
対処アクション |
備考 |
A1 |
データファイルが最新でない状態で本番配信された | データファイルを最新化して再配信(手順は「5. 共通操作手順」) | 再発時はカスタマーサクセスへ |
A2 |
「テストデータ挿入」を設定していない | 「テストデータ挿入」を設定してテスト送信((1)「テストデータを用いる」で設定 / (2)「指定した顧客IDのデータを用いる」で設定) | - |
A3 |
「データ挿入」の対象カラムの値に誤りがある(本番配信時) | (1)使用データファイルを変更(メールコンテンツ編集→データ挿入→ファイル変更)/ (2)連携元データを編集してファイル更新 | - |
A4 |
「テストデータ挿入」の顧客IDが、データ挿入ファイル内に存在しない | (1)対象の顧客IDが含まれたデータを取り込み / (2)データファイルに存在する顧客IDを指定 | データ取込方法は『データを取り込みたい』参照 |
A5 |
「テストデータ設定」の内容が意図と異なる | 共通設定→テストデータ設定を編集(該当のテストデータ→編集アイコン→内容変更→適用)後、再度テスト送信 | - |
A6 |
「データ挿入」の対象カラムの値に誤りがある(テスト送信時) | A3と同じ((1)使用データファイル変更 / (2)連携元データ編集+ファイル更新) | - |
A7 |
テストデータ設定の変更がコンテンツに反映されない状態でテスト送信された | 一定時間空けてから再度テスト送信 | 再発時はカスタマーサクセスへ |
A8 |
データファイルが最新でない状態でテスト送信された | データファイルを最新化して再テスト送信(手順はA1と同じ) | 再発時はカスタマーサクセスへ |
「確認すべき観点」および「解決に向けたアクション」で頻繁に使用する共通操作の手順を下記に集約します。
データファイルの更新方法には「定期更新」と「手動実行」の2つが存在します。下記では「更新タイミング」を確認後、「手動実行」で更新する手順を紹介します。
1. b→dashの「データパレット」→「データを確認する」をクリックします
2. 「データ挿入」に利用したデータファイルをクリックします
3. 「更新タイミング」をクリックします
4. 「定期更新設定する」をクリックします
5. 「更新タイミング」を確認します

6. 「更新タイミング」より前に更新したい場合は「手動実行」アイコンをクリックします
7. 「適用」をクリックします

1. b→dashの「メール/MA」→「メールを作成する」をクリックします
2. 該当の「メールコンテンツ」→「詳細」をクリックします
3. 「テスト送信」をクリックします
4. 送信先として利用する「テストデータ」を選択します
5. 「メールアドレス」→「次へ」をクリックします
6. 「送信元」を選択します
7. 「送信」をクリックします

1. メールコンテンツ詳細画面で「テストデータ挿入」をクリックします
2. 下記いずれかを選択します
(1) 「テストデータを用いる」を選択→テストデータ+該当カラムを選択→「閉じる」→「適用」
(2) 「指定した顧客IDのデータを用いる」を選択→データファイルに含まれる「顧客ID」を入力→「適用」
