• No : 1082
  • 公開日時 : 2026/03/18 19:36
  • 更新日時 : 2026/05/19 21:27
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フォームで取得した回答と顧客情報を紐づけてレポートを作成したい

回答

本記事では、「フォームで取得した回答と顧客情報を紐づけてレポートを作成したい」という要件について、b→dashのデータパレット機能を用いたデータ加工の方法と、BIでのレポート作成手順を紹介しています。

本記事の構成は下記の通りです。

 1. 本記事で紹介するデータ加工の例(想定利用業界・必要データ)
 2. データ準備と活用までの流れ(全体像)
 3. データ加工の手順(Step1〜Step4)

各セクションの詳細は、以下をご参照ください。

1. 本記事で紹介するデータ加工の例

想定利用業界 / 利用シーン

本記事で紹介するデータ加工は、下記の業界・企業での利用を想定しています。

 ・想定利用業界: EC専業/EC単品通販
 ・活用企業イメージ: アンケートフォームを活用している企業、顧客へのアンケートを実施し取得した回答から分析を行っている企業
 ・活用イメージ: フォームで取得した回答と顧客情報を紐づけ、趣味嗜好の傾向を分析したい

加工に必要なデータ

本記事で紹介するデータ加工/統合を実施するには、下記表において『必須』となっているカラムが含まれたデータファイルを用意しておく必要があります。

#

カラム

データ型

必須

参照データ

データ定義

1

顧客ID

テキスト

顧客データ ※顧客データの主キー

2

メールアドレス

テキスト

顧客データ -
上記カラムがb→dashに連携されていない場合
上記カラムがb→dash上に存在しない場合(b→dashに連携していない場合)は、データ連携をまず初めに実施いただくようお願いいたします。

2. データ準備と活用までの流れ

本記事では、貴社が分析したい「フォーム回答データ」「顧客データ」に加工/統合を用いてレポートに必要なデータを構築する手順と、構築したデータを利用したレポート作成の手順を紹介します。
本記事は下記の4つのStepで構成されます。

 1. 「年代」カラムを作成する
 2. 貴社が分析したい「フォーム回答データ」「顧客データ」を統合する
 3. 『古着フラグ』『カジュアルフラグ』カラムを作成する
 4. フォームで取得した回答と顧客情報を紐づけたレポートを作成する

3. データ加工の手順

Step1. 「年代」カラムを作成する

顧客データ」の「生年月日」カラムから「年代」カラムを作成します。

1. 「データパレット」→「データを確認する」→「顧客データ」をクリックします
2. 「テンプレート」→「算出」タブをクリックします
3. 『「生年月日」から「年代」を算出』を選択し、「適用」をクリックします
4. 「生年月日」のカラムを選択します
5. 任意の条件を入力し、「適用」をクリックします
6. 任意のカラム名(例: 「年代」)を入力し、「保存」をクリックします
7. 「保存」→ ファイル名(例: 「顧客データ加工済」)を入力し、「保存」をクリックします

※ 今回は下記の条件で設定しています
 ・刻み値: 「10歳刻み(10代,20代)」
 ・最大値: 「60」歳以上の場合「60代以上」に変換
 ・最小値: 「9」歳以下の場合「10代未満」に変換
 ・カラムに値がない場合: 「NULL」

Step2. 「フォーム回答データ」「顧客データ_加工済」を統合する

貴社が分析したい「フォーム回答データ」と「顧客データ_加工済」の2つのデータファイルを「メールアドレス」カラムをキー項目として横統合します。今回は、顧客への「ファッション調査」を行った例を用いて紹介します。

1. 「統合する」→「カスタマイズ」をクリックします
2. 「データファイル」アイコンをクリックし、フォーム回答データ(例: 「ファッション調査」)をクリックします
3. 再度「データファイル」アイコンをクリックし、「顧客データ_加工済」をクリックします
4. 「統合」アイコンをクリックし、「【横】方向に統合」を選択して「適用」をクリックします
5. 「メールアドレス」を選択し、「次へ」をクリックします
6. 「先に選択したデータに対して統合する」を選択し、「適用」をクリックします
7. 任意のファイル名(例: 「ファッション調査×顧客データ_加工済データ」)を入力し、「保存」をクリックします
8. 「保存」→「OFF」をクリックし、「ON」に変更します

※ フォーム回答データの「データファイル名」は、CMSで作成した「施策名」になります
「顧客ID」をキー項目として統合することも可能です
「メールアドレス」の代わりに「顧客ID」をキー項目として統合することもできます。ただし「顧客ID」をキー項目として統合するためには、「フォーム回答データ」の「顧客ID」カラムに値が入っている必要があります。フォームに回答したユーザーの「顧客ID」を取得するためには、作成したフォームURLをパラメータ設定してください。
パラメータ設定の手順については『webサイトへの流入元を取得したい』をご参照ください。

Step3. 『古着フラグ』『カジュアルフラグ』カラムを作成する

好きな服装のジャンルは?』カラムを加工し『古着フラグ』『カジュアルフラグ』カラムを作成します。

3-1. 『古着フラグ』カラムを作成する

1. 「ファッション調査×顧客データ_加工済データ」をクリックします
2. 「IF文」をクリックし、「好きな服装のジャンルは?」カラムを選択して「適用」をクリックします
3. 下記の条件を入力し、「適用」をクリックします
 ・①【カラム】「好きな服装のジャンルは?」 / 【条件】「次に完全一致」「古着」 / 【値】「次の値」「1
 ・②【値】「次の値」「0
4. IF文で作成したカラムの名称を「古着フラグ(テキスト)」に変更します
5. 「型変換」をクリックし、「古着フラグ(テキスト)」をクリックします
6. 「データ型の選択」を「テキスト型」から「整数型」へ変更し、「型変換エラーの設定」を「加工を中止する」にして「適用」をクリックします
7. 「上書き保存」を選択後、カラム名「古着フラグ」を入力し「保存」をクリックします

※ 型変換エラーの設定は任意の条件をご指定ください
3-2. 『カジュアルフラグ』カラムを作成する

3-1と同様の手順で、条件部分のみ「古着」→「カジュアル」、カラム名「古着フラグ」→「カジュアルフラグ」に変更して作成します。

1. 「IF文」をクリックし、「好きな服装のジャンルは?」カラムを選択して「適用」をクリックします
2. 下記の条件を入力し、「適用」をクリックします
 ・①【カラム】「好きな服装のジャンルは?」 / 【条件】「次に完全一致」「カジュアル」 / 【値】「次の値」「1
 ・②【値】「次の値」「0
3. IF文で作成したカラムの名称を「カジュアルフラグ(テキスト)」に変更します
4. 「型変換」をクリックし、「カジュアルフラグ(テキスト)」をクリックして、「データ型の選択」を「テキスト型」から「整数型」へ変更します
5. 「上書き保存」を選択後、カラム名「カジュアルフラグ」を入力し「保存」をクリックします
6. 「保存」→ ファイル名(例: 「ファッション調査分析」)を入力し「保存」をクリックします

Step4. レポートを作成する

Step3で作成したデータファイルを用いて、BIでレポートの作成を行います。レポートの項目として「年代」「古着フラグ」「カジュアルフラグ」カラムを選択することで、フォームで取得した回答と顧客データを紐づけたレポートを作成できます。

1. 「BI」をクリックします
2. 「新規作成」→「カスタムレポート」をクリックします
3. 「Step3で作成したデータファイル」をクリックします
4. 「年代」カラムを「表側項目」にドラッグします
5. 「古着フラグ」カラムを「指標項目」にドラッグし、【集計方法】「合計」/【指標名】「古着」を指定して「適用」をクリックします
6. 「カジュアルフラグ」カラムを「指標項目」にドラッグし、【集計方法】「合計」/【指標名】「カジュアル」を指定して「適用」をクリックします
7. 「完了」をクリックします
8. ファイル名(例: 「ファッション調査×顧客データ分析」)を入力して「保存」をクリックします
9. レポートが完成します。クリックすることでレポートの集計結果を確認できます