• No : 1165
  • 公開日時 : 2026/03/18 21:29
  • 更新日時 : 2026/05/21 15:16
  • 印刷

futureshopサイトへタグを設置したい(コマースクリエイター利用中の場合)

回答

本記事では、ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」においてコマースクリエイターを利用している企業様向けに、「futureshop」で構築したECサイトにタグを設置する方法を紹介しています。

本記事の構成は下記の通りです。

 1. はじめに(本記事の対象者 / タグとは)
 2. アクセスログタグの設定を行う(ドメイン設定 / 除外IPアドレス / アクセスログタグを動作させる)
 3. futureshopサイトにタグを設置する(ワンタグの設置 / HTMLタグの設置)
 4. リレーション設定を行う

各セクションの詳細は、以下をご参照ください。

本記事の対象者
本記事は「futureshop」においてコマースクリエイターを利用している企業様向けの記事です。「futureshop」でコマースクリエイターを利用していない、もしくは「futureshop」自体を利用されていない場合は、本記事は対象外となるため、下記の関連記事をご参照ください。
・『futureshopサイトへタグを設置したい(コマースクリエイター未利用の場合)
・『直貼りでタグを設置したい
・『YTMでタグを設置したい
・『GTMでタグを設置したい
・『Shopifyサイトへタグを設置したい

1. タグとは

タグとは、webサイトのデータ取得や、ポップアップ表示、レコメンド表示を行うためにwebサイトに埋め込む小さいプログラム(コード)のことを指します。
b→dashでは、webサイトのデータ取得ができる「アクセスログタグ」、ポップアップが表示できる「web接客タグ」など複数のタグ機能を1つにまとめた「ワンタグ」を提供しています。ワンタグはwebサイトに1つ設置するだけで、b→dash管理画面から利用したいタグ機能を追加することができます。

※ 本記事で紹介するワンタグの設置手順は「web接客タグ」「レコメンドタグ」を利用する場合も必要になります

2. アクセスログタグの設定を行う

ワンタグの発行を行ったら、利用したいタグ機能の設定を行います。本記事ではwebサイトのデータを取得するために必要な「アクセスログタグ」の設定について紹介します。

※ web接客タグについては『web接客タグを動作させたい』、レコメンドタグについては『レコメンドタグを動作させたい』をご参照ください

ドメインを設定する

b→dash画面上でアクセスログを取得したいwebサイトのドメインを登録します。

1. 「共通設定」→「タグ管理」→「アクセスログタグ」をクリックします
2. 「」をクリックします
3. 「ドメイン」を入力し、「適用」をクリックします
4. 対象ドメイン一覧に表示されたことを確認します

ドメインが複数存在する場合はすべて登録しましょう
https://site-abc.com」と「https://site-xyz.com」のようにアクセスログを取得したいサイトのドメインが複数存在する場合は、すべてb→dashに登録する必要があります
※「ドメイン」とは、サイトURL「https://○○○○/」の「https://」と末尾の「/」を取り除いた「○○○○」部分です。対象ドメインに登録すると、ドメイン配下のページ(例: 「○○○○/service/」「○○○○/news/」など)も全てタグの適用対象になります
※ ドメインを削除した後は、必ずアクセスログを一度「OFF」にして、再度「ON」にするようお願いいたします
クロスドメイン設定(ドメインが異なるwebサイト間で共通のビジターIDを保有したい場合)

貴社がドメイン/サブドメインが異なるwebサイトを複数運用しており、webサイトを閲覧するユーザーに対してサイト共通のビジターIDを保有したい場合に設定します。ドメインが異なるサイト間の流入計測を正確に行うことができます。

1. 「新規作成」をクリックします
2. 「サイト名」「ステータス」「ドメイン」「クエリシンボル」を追加し、「適用」をクリックします
3. クロスドメイン設定の対象としたい全てのサイトを登録します
4. サイト名の左にあるチェックボックスをクリックすると、「編集」「削除」の項目が表示されます

クロスドメイン設定の各項目の説明は下記の通りです。

項目

説明

ステータス

クロスドメイン設定の「有効/無効」を選択することができます。登録したwebサイトのクロスドメイン設定を一時的に無効にする際に利用します。

ドメイン

クロスドメインの計測対象となるドメイン/サブドメインを登録します。サブドメインを記載するかによってクロスドメインの適用範囲が異なります(ビジターIDの共通化範囲が異なります)。
例: 「overseas.travels.shop.co.jp」「domestic.travels.shop.co.jp」「fassion.shop.co.jp」「fs-kf.myshopify.com」がある場合、
・ドメイン「shop.co.jp」「myshopify.com」を登録 → 4つのサイト全てで共通のビジターIDを保持
・サブドメイン「travels.shop.co.jp」「myshopify.com」を登録 → 3サイト(travels配下と.myshopify.com)が共通、「fassion.shop.co.jp」は別
・サブサブドメイン「overseas.travels.shop.co.jp」「myshopify.com」を登録 → 2サイト(overseas配下と.myshopify.com)が共通

クエリシンボル

サイトのURLを「遷移先URL部分」と「パラメータ部分」に分割するための記号です。一般的には「?」を用いて分割していますが、「#」を利用して分割している場合は「#」を指定してください。「?」をクエリパラメータ、「#」をアンカーとして利用している場合は、「?」を登録してください。
※ クロスドメインに設定しているドメイン間で遷移すると、「セッションID(_bdsid)」「前ページURL(_bd_prev_page)」「リピーターフラグ(_bdrpf)」の3つのパラメータが付与されます
※ クロスドメイン設定を行ったサイト間を遷移する際に、一度リダイレクトを経由するとパラメータが脱落してしまう場合があり、クロスドメイン設定が機能せずwebアクセスログデータを取得できないことがありますのでご注意ください

[任意]除外IPアドレスを設定する

貴社の社員や業務委託している代理店等のパートナー企業など、サイトのユーザーではない方のアクセスについては、アクセスログを取得したくない場合に設定します。

1. 「除外IPアドレス設定」をクリックします
2. 「新規作成」をクリックします
3. 「名称」「IPアドレス」を入力し、「適用」をクリックします

設定することができる「除外IPアドレス」の上限は『1,000件』です
b→dashで設定することができる「除外IPアドレス」の上限は『1,000件』です。1,000件設定されている場合、「新規作成ボタン」がグレーアウトされてクリックできません。アップロードしたファイルのレコード数が1,000件を超過している場合や、すでに設定されている「除外IPアドレス」との合計が1,000件を超過する場合も、登録できない旨のエラーモーダルが表示されます。
※ 除外IPアドレスの設定が反映されるタイミングは、毎時「00分」と「30分」になります。例えば12時15分に設定を実施した場合は、12時30分以降に取得したアクセスログに対して、除外IPアドレスの設定が適用されます

アクセスログタグを動作させる

OFF」をクリックし、「ON」に変更します。これでアクセスログタグの設定は完了です。

※ ワンタグの発火確認とwebアクセスログデータの確認は通常のタグ設置と同様の手順になりますので『直貼りでタグを設置したい』をご参照ください

3. futureshopサイトにタグを設置する

futureshopで構築したECサイトへのタグ設置は「ワンタグの設置」と「HTMLタグの設置」の2つの手順があります。どちらの手順もfutureshop管理画面上で簡単にタグを設置できます。

本記事の操作手順で紹介しているFutureshopの環境
本記事の操作手順で紹介しているFutureshopの環境は「コマースクリエイター利用中」です。貴社がコマースクリエイターを利用していないECサイトの構築をしている場合、操作手順とキャプチャが異なりますためご留意ください。

ワンタグを設置する

貴社webサイトのどのページにワンタグを設置したいかによって、ワンタグのソースコードを登録する設定項目が異なります。下記のいずれかに該当する設定項目に登録してください。

 ・全てのページに設置したい場合: 「共通出力」項目にワンタグのソースコードを登録します
 ・特定のページのみに設置したい場合(会員登録完了ページ、商品一覧ページなど): ページに対応した設定項目に登録します

下記では、ワンタグのソースコードを「共通出力」項目に登録する手順を例に説明します。

1. b→dash管理画面からワンタグのソースコードをコピーします

2. 測定タグ一覧画面で「計測タグを追加する」をクリックします
 ※ タグ一覧画面は「管理画面>メニュー>プロモーション管理>測定タグ一覧」から遷移することができます。
3. 「利用設定」で「利用する」にチェックを付けます
4. 「名称設定」の「設定名」に「b→dashタグ」を入力します
5. 「共通出力」項目の「出力設定」で「<head>タグ内に出力する」にチェックを付けます
6. 「出力内容」に、コピーしたワンタグのソースコードを入力します
7. ページ下部の「保存する」をクリックします

※ワンタグを2つ設置しないようご注意ください。
「共通出力」項目にワンタグのソースコードを記載し、他の設定項目にもワンタグのソースコードを記載すると1つのページにワンタグが2つ設置されてしまう可能性があります
1つのページにワンタグが2つ設置されていると、アクセス計測が2重でカウントされます。

HTMLタグを設置する

貴社webサイトにHTMLタグを設置することで、HTMLソースコード上に「顧客ID(会員ID)」「商品ID」「受注ID」「カート商品」の値が表示されます。この値を後述のリレーション設定で参照することで、アクセスログデータファイルにこれらのキー項目を格納することができます。

※ HTMLタグを設置しても、貴社webサイト上で値が表示されることはありません(HTMLソースコード上にのみ表示されます)
※ いずれの手順も、測定タグ一覧画面(「管理画面 → メニュー → プロモーション管理 → 測定タグ一覧」)から「計測タグを追加する」をクリックして登録します
「顧客ID(会員ID)」をHTMLソースコード上に表示させる

「顧客ID(会員ID)」は、全てのページや特定のページ(会員登録完了ページ、商品一覧ページなど)で取得できます。下記では「共通出力」項目に登録する手順を例に紹介します。

1. 測定タグ一覧画面で「計測タグを追加する」をクリックします
2. 「利用設定」で「利用する」にチェックを付けます
3. 「名称設定」の「設定名」に「b→dash顧客ID」を入力します
4. 「共通出力」項目の「出力設定」で「<head>タグ内に出力する」にチェックを付けます
5. 「出力内容」に下記のサンプルコードを入力します
6. ページ下部の「保存する」をクリックします

<input type="hidden" name="bdCustomerId" id="bdCustomerId" value="{@ member.id @}">
「商品ID」をHTMLソースコード上に表示させる

「商品ID」は、「商品一覧ページ」「注文完了ページ」「ショッピングカートページ」のHTMLソースコード上で取得できます。下記では「商品一覧」項目に登録する手順を例に紹介します。

1. 測定タグ一覧画面で「計測タグを追加する」をクリックします
2. 「利用設定」で「利用する」にチェックを付けます
3. 「名称設定」の「設定名」に「b→dash商品ID」を入力します
4. 「商品一覧」項目の「出力設定」で「<head>タグ内に出力する」にチェックを付けます
5. 「出力内容」に下記のサンプルコードを入力します
6. ページ下部の「保存する」をクリックします

<input type="hidden" name="bdItemId" id="bdItemId" value="{% analytics.product_no %}">
「受注ID」をHTMLソースコード上に表示させる

「受注ID」は、「注文完了ページ」のHTMLソースコード上で取得できます。下記では「注文完了ページ」項目に登録する手順を紹介します。

1. 測定タグ一覧画面で「計測タグを追加する」をクリックします
2. 「利用設定」で「利用する」にチェックを付けます
3. 「名称設定」の「設定名」に「b→dash受注ID」を入力します
4. 「注文完了ページ」項目の「出力設定」で「<head>タグ内に出力する」にチェックを付けます
5. 「出力内容」に下記のサンプルコードを入力します
6. ページ下部の「保存する」をクリックします

<input type="hidden" name="bdOrderId" id="bdOrderId" value="{% analytics.order_no %}">
「カート商品」をHTMLソースコード上に表示させる

「カート商品」は、「ショッピングカートページ」のHTMLソースコード上で取得できます。下記では「ショッピングカートページ」項目に登録する手順を紹介します。

1. 測定タグ一覧画面で「計測タグを追加する」をクリックします
2. 「利用設定」で「利用する」にチェックを付けます
3. 「名称設定」の「設定名」に「b→dashカート商品」を入力します
4. 「ショッピングカートページ」項目の「出力設定」で「<head>タグ内に出力する」にチェックを付けます
5. 「出力内容」に下記のサンプルコードを入力します

<input type="hidden" name="bdItemId" id="bdItemId" value="{% analytics.item_info %}">

6. 「商品情報置換文字の設定」を入力します(出力内容: 「{% analytics.product_no %}」 / 区切り文字: 「,」)

7. ページ下部の「保存する」をクリックします

4. リレーション設定を行う

リレーション設定とは、ワンタグで取得する各種データファイルに、特定のカラム(キー項目)を追加取得するための設定です。例えば、アクセスログタグで取得する「アクセスログデータファイル(webサイト内での行動データ)」に対して、「顧客ID」や「受注ID」といった、アクセスログと顧客データ/受注データを紐づけるキー項目となるカラムを取得することができます。
futureshopにおけるリレーション設定は「HTMLタグを設置する」で取得できるようにした「顧客ID(会員ID)」「商品ID」「受注ID」「カート商品」のHTMLソースコード上に表示した値を参照して設定を行います。

1. 「共通設定」→「タグ管理」→「リレーション設定」をクリックします
2. 「新規作成」をクリックします
3. 「取得したい項目」を選択し、「適用」をクリックします
4. 「ソースコード」「HTML」から取得を選択し、取得したい項目が表示される「ページURL」と下記の属性値を入力します

取得したい項目

HTMLの属性値

顧客ID 「ID」「完全一致」「bdCustomerId
商品ID 「ID」「完全一致」「bdItemId
受注ID 「ID」「完全一致」「bdOrderId
カート商品 「ID」「完全一致」「bdItemId

5. 任意の「リレーション設定名」「取得した値の項目名」を入力し、「個人情報設定」を行い、「保存」をクリックします
6. リレーション設定が作成されたことを確認します

※ 登録したリレーション設定の各種タグへの設定方法は『リレーション設定をしたい』をご参照ください