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  • No : 1968
  • 公開日時 : 2026/05/18 10:36
  • 更新日時 : 2026/05/18 12:11
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シナリオ配信における注意事項を確認したい

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本記事では、シナリオ配信を運用する上で押さえておくべき注意事項やエッジケースをまとめています。

シナリオの基本的な作成手順は シナリオを配信したい を、各タスクの仕様詳細は シナリオ配信の仕様を確認したい をご参照ください。

1. 配信対象データに関する注意事項

「顧客ID」カラムの値に重複が発生しており、複数の「メールアドレス」が紐づいている場合
「配信対象セグメント」の「顧客ID」カラムの値に重複が発生しており、1つの「顧客ID」に複数の「メールアドレス」が紐づく状態である場合、作成された日時が最も新しいレコードに格納されているメールアドレスが配信に利用されます
「メール配信」タスクは、「1つの顧客IDに対して1通の配信」というルールで実施されます。
例えば、『A001』という「顧客ID」が重複している「配信対象セグメント」を使用しており、『aaa@example.com』が格納されているレコードが『2024/05/01 12:00』、『kkk@example.com』が格納されているレコードが『2024/07/01 12:00』に作成された場合、『kkk@example.com』がメール配信に利用されます。

「メールアドレス」カラム選択時の注意事項

「メールアドレス」カラムが複数ある場合

選択した配信対象データファイル内に複数の「メールアドレス」カラムが存在する場合、「優先度」を設定することで、どのカラムのメールアドレスから利用するかを指定することができます。

※ ユーザーごとに優先度を変更することはできません(例: 「PCメールアドレス」と「携帯メールアドレス」の2カラムが存在しても、ユーザー個別に優先順を変えられません)
  優先度を設定できるカラム上限も「5カラム」です
同じカラムに同一のメールアドレスが存在する場合

「メールアドレス」カラムの中に、同じメールアドレスが存在する場合は、更新日時が最新の日時であるレコードのメールアドレスに対してのみメール配信が実施され、重複してのメール配信は行わない仕様になっています。

「メールアドレス」カラム内に不正な値が含まれている場合

「メールアドレス」カラムの値に、全角の「@」や不要な「空白スペース」など不正な値が含まれている場合、不正な値が含まれているレコードの配信をスキップし、正しい値が含まれているレコードにのみ配信が行われる仕様になっています。

●メールアドレスが不正な値と判定される例
・メールアドレスに「&」が含まれる
・メールアドレスに全角の「@」が含まれる
・メールアドレスに複数の「@」が含まれる
・メールアドレスに「@」の記載がない
・メールアドレスに「tab」が含まれている
・メールアドレスに「空白スペース」が含まれている

「メールアドレス」カラムに大文字小文字の表記揺れがある場合

メールアドレスに大文字小文字の表記ゆれがあったとしても、メール配信時にはメールアドレスの大文字小文字は区別されません。例えば、「aabb@gmail.com」「AABB@gmail.com」の2つのメールアドレスがあった場合、この2つの大文字小文字のメールアドレスは同じメールアドレスとして扱われるため、更新日時が最新の日時であるレコードのメールアドレスのみにメールが配信されます。

配信対象外カラム選択時の注意事項

配信対象外カラムにどのカラムを選択するかによって、配信対象外の処理が適用される範囲が変わります
配信対象外カラムの選択において「顧客ID」を選択した場合は、"セグメント作成時"および"各タスク(メール配信やLINE配信など)の段階"で配信対象外の処理が実施されます。そのため、シナリオ上のすべてのタスクにおいて、配信対象外の処理が適用されます。
一方で、配信対象外カラムにおいて「メールアドレス」「LINE ID」「電話番号」を選択した場合は、"各タスク(メール配信やLINE配信など)の段階"で配信対象外の処理が実施されます。
初期値として設定されているデータを『配信対象外データ』として選択しなかった場合の挙動

メール配信の『配信対象外データ』では、「配信不達データ」「b→dashデータのオプトアウトフォームデータ」「メール登録解除データ」がデフォルトで設定されています。「配信不達データ」と「メール登録解除データ」は必須のため解除できませんが、「オプトアウトフォームデータ」を選択しなかった場合は、下記の挙動になります。

#

データファイル名

挙動

1

オプトアウトフォームデータ

「オプトアウトフォームデータ」を選択しなかった場合、「配信停止」を希望したユーザーにもメール配信が実施されます

2. メール配信が実施されないケース

「送信先のメールアドレス」や「送信元の名称」などに『制御文字』が含まれているユーザーは「メール配信」タスクの配信対象外となります
「データ挿入で差し込んだデータ」や「送信先のメールアドレス」、「送信元メールアドレス」、「送信元の名称」に『制御文字』が含まれているユーザーは「メール配信」タスク配信対象外となり、メールの配信は実施されません
※『制御文字』とは、コンピューターで文字を扱う際に、「改行」などを制御する文字のことです

【配信対象外となり、メールの配信が実施されないユーザー】
●『制御文字』が含まれているデータを「データ挿入」機能で挿入しているコンテンツが配信対象となっているユーザー
●『制御文字』が含まれている「メールアドレス」が送信先となっているユーザー
●『制御文字』が含まれている「送信元メールアドレス」や「送信元の名称」を設定している施策の配信対象となっているユーザー
メールの配信が実施されない『制御文字』の一覧

コード

制御文字(エラー対象)

制御文字の説明

0

NUL

^@

NULl(ヌル)

1

SOH

^A

Start Of Heading(ヘッダ開始)

2

STX

^B

Start of TeXt(テキスト開始)

3

ETX

^C

End of TeXt(テキスト終了)

4

EOT

^D

End Of Transmission(転送終了)

5

ENQ

^E

ENQuiry(問合せ)

6

ACK

^F

ACKnowledge(肯定応答)

7

BEL

^G

BELl(ベル)

8

BS

^H

Back Space(後退)

0B

VT

^K

Vertical Tabulation(垂直タブ)

0C

FF

^L

Form Feed(改ページ)

0E

SO

^N

Shift Out(シフトアウト)

0F

SI

^O

Shift In(シフトイン)

10

DLE

^P

Data Link Escape(伝送制御拡張)

11

DC1

^Q

Device Control 1(装置制御1)

12

DC2

^R

Device Control 2(装置制御2)

13

DC3

^S

Device Control 3(装置制御3)

14

DC4

^T

Device Control 4(装置制御4)

15

NAK

^U

Negative AcKnowledge(否定応答)

16

SYN

^V

SYNchronous idle(同期信号)

17

ETB

^W

End of Transmission Block(転送ブロック終了)

18

CAN

^X

CANcel(取消)

19

EM

^Y

End of Medium(媒体終端)

1A

SUB

^Z

SUBstitute(置換)

1B

ESC

^[

ESCape(拡張)

1C

FS

^\

File Separator(ファイル分離)

1D

GS

^]

Group Separator(グループ分離)

1E

RS

^^

Record Separator(レコード分離)

1F

US

^_

Unit Separator(ユニット分離)

7F

DEL

^?

DELete(削除)
配信制御設定により配信が実施されなかった場合、後続のタスクも実施されません
配信制御設定の配信不可日時などの設定によって、メール配信などのアクションタスクが実施されない場合は、後続のタスクも実施されません
例えば、配信不可日時を「2021/08/01 18:00~23:59」に設定し、メールの配信日時を「2021/08/01 19:00」に設定した場合、メール配信が行われず、後続のタスクも実施されませんのでご留意ください。

3. 運用中の挙動

シナリオの運用期間中の「配信対象数」について
「配信対象数」は、配信起動タイミングに指定した時間に、セグメントから集計がされ、反映されます。
シナリオが運用開始され、「配信対象数」の集計が完了した後に、配信対象者のデータがセグメントの抽出条件から外れても、「配信対象数」に含まれるすべての配信対象者に配信が行われます。
一方で、セグメントが参照しているデータファイルから、配信対象者のデータが削除された場合は、削除された配信対象者に対して配信は行われません
ステータスが「運用終了」になったシナリオの配信設定は、運用を再開することができません
手動でステータスを「運用終了」に切り替えたり、運用期間が終了したためにステータスが「運用終了」に切り替わったシナリオの配信設定は、運用を再開することができません。また、配信対象セグメントや起動タイミングなどの設定を編集することもできません。
「運用終了」になった配信設定と同じ設定内容で配信を行いたい場合は、配信設定を複製してください。