本記事では、「リレーション設定が正しくできたか検証したい」という要件について、b→dashのデータパレット機能を用いてデータを加工統合する方法を紹介しています。本記事の構成は下記の通りです。
各セクションの詳細は、以下をご参照ください。
本記事では、貴社webサイトのアクセスログ計測データが集積されている「webアクセスログデータ」の加工を行い、リレーション設定によって取得した受注IDの値を確認できる加工例を紹介します。
加工したデータと貴社システムデータを比較することで、b→dashで正しくリレーション設定ができているかを確認します。
本記事で紹介するデータ加工/統合の内容が、「どのような業界の」「どのような企業において」「どのように活用されるか」の例は下記の通りです。
本記事で紹介するデータの加工/統合は、b→dashデータの「webアクセスログデータ」のみで実装することができます。新たに貴社のデータを連携する必要はありません。ただし、データの加工/統合を行う前に、b→dashで貴社webサイトのアクセスログ計測とリレーション設定を行う事前準備が必要です。
本記事では下記の2つのStepを実施することで、データ準備とデータ活用を実現します。

貴社webサイトのアクセスログ計測データが集積されている「webアクセスログデータ」の加工を行います。下記では年月日、ページURL、リレーション項目(受注ID)ごとに「PV数」「Click数」を算出するデータの加工方法を説明します。
まず、データパレットでwebアクセスログデータを開き、リレーション項目で絞り込みを行います。
1. b→dashの「データパレット」→「データを確認する」をクリックします
2. 「webアクセスログデータ」をクリックします
3. 「絞込み」アイコンをクリックします
4. 「リレーション項目_1(受注ID)」カラムを選択します
5. 条件「空文字ではない」を選択し、「適用」をクリックします

次に、IF文を使って「PVフラグ」と「Clickフラグ」のカラムを作成し、整数型に変換します。
1. 「IF文」をクリックします
2. 「PV/Click」カラムを選択し、「適用」をクリックします
3. 下記の条件を指定して、「適用」をクリックします
(1)【条件】:「次に完全一致」「pageview」/【値】:「1」
(2)【条件】:「次の値」/【値】:「0」
4. 作成したカラムの名称を「PVフラグ(テキスト)」に変更します

5. 「型変換」をクリックします
6. 「PVフラグ(テキスト)」カラムを選択します
7. 下記の条件を指定して「適用」をクリックします
【データ型の選択】:「テキスト型」を「整数型」へ変更
【型変換エラーの設定】:「クレンジングを中止する」(任意の条件をご指定ください)
8. 「上書き保存」を選択し、カラム名「PVフラグ(整数)」を入力して「保存」をクリックします
同様の手順でClickフラグも作成します。
9. 再度「IF文」をクリックし、「PV/Click」カラムを選択して「適用」をクリックします
10. 下記の条件を指定して、「適用」をクリックします
(1)【条件】:「次に完全一致」「click」/【値】:「1」
(2)【条件】:「次の値」/【値】:「0」
11. カラム名を「Clickフラグ(テキスト)」に変更します
12. 「型変換」で「テキスト型」を「整数型」に変更し、上書き保存して「Clickフラグ(整数)」として保存します
続いて、PV/Click日時から「年月日」カラムを抽出し、年月日・リレーション項目ごとに集約します。
1. 「抽出」をクリックします
2. 「PV/Click日時」カラムを選択します
3. 下記の条件を指定して、「適用」をクリックします
【条件】:「先頭」から「10」文字目までを「日時型」として抽出
4. 「クレンジングを中止する」を選択し「適用」をクリックします
5. 「名前を付けて保存」を選択し、カラム名「年月日」を入力して「保存」をクリックします

6. 「集約」をクリックします
7. 集約のキーとなるカラムとして「年月日」カラムと「リレーション項目_1(受注ID)」カラムを選択し、「適用」をクリックします
8. 集約して残したい1つ目のカラムとして「PVフラグ(整数)」カラムを選択し、集計方法「合計」を選択して「適用」をクリックします
9. 集約して残したい2つ目のカラムとして「Clickフラグ(整数)」カラムを選択し、集計方法「合計」を選択して「適用」をクリックします
10. 「適用」をクリックし、集約後のカラム名を下記のように変更します
・PVフラグ(整数)(合計): PV数
・Clickフラグ(整数)(合計): Click数

11. 「保存」をクリックし、データファイル名を入力して「保存」をクリックします
12. データファイルが作成されたことを確認します
最後に、前のセクションで作成した「リレーション設定確認用データ」と貴社で管理しているシステムのデータを比較して、リレーション設定により正しく値が取得できているか確認します。
「リレーション項目」カラムの値が、貴社システムのデータと一致していることを確認してください。
例えば「受注ID」を取得するリレーション設定を実装した場合は、「リレーション項目」カラムの値が貴社の受注データの「受注ID」と一致することを確認します。
b→dash上のデータとシステムのデータが一致すれば、リレーション設定は正常に実装されています。