本記事では、「問い合わせ商品別に配信メールコンテンツを出し分けたい」という要件について、b→dashのデータパレット機能を用いたデータ加工/統合の方法と、データ挿入を用いたメールコンテンツ作成までの流れを紹介しています。

本記事は下記の想定での作成手順を例に紹介します。
本記事の構成は下記の通りです。
各セクションの詳細は、以下をご参照ください。
本記事で紹介するデータ加工/統合は、下記の業界・企業での利用を想定しています。
本記事で紹介するデータの加工/統合を実施するには、下記の3つのデータ(問い合わせデータ・顧客データ・商品データ)が必要です。
連携する3つのデータに、下記表の『必須』となっているカラムが存在しているか必ずご確認ください。
# |
カラム |
データ型 |
必須 |
参照データ |
データ定義 |
1 |
問い合わせID | テキスト |
- |
問い合わせデータ | ※問い合わせデータの主キー |
2 |
顧客ID | テキスト |
● |
問い合わせデータ | |
3 |
問い合わせ日 | 日付 |
● |
問い合わせデータ | |
4 |
商品ID | テキスト |
● |
問い合わせデータ | |
5 |
顧客ID | テキスト |
● |
顧客データ | ※顧客データの主キー |
6 |
メールアドレス | テキスト |
● |
顧客データ | |
7 |
メルマガ許可フラグ | 真偽値 |
● |
顧客データ | |
8 |
商品ID | テキスト |
● |
商品データ | ※商品データの主キー |
9 |
商品名 | テキスト |
● |
商品データ | |
10 |
商品詳細ページURL | テキスト |
● |
商品データ | |
11 |
商品画像URL | テキスト |
● |
商品データ |
問い合わせ商品別に配信メールコンテンツを出し分けるまでの全体の流れは、下記の4つのStepです。Step1でデータを構築し、Step2〜Step4で構築したデータを活用します。

データ挿入を用いたメールコンテンツを作成するため、「問い合わせデータ」に集約を行い『最終問い合わせ日』カラムを作成した後、加工後のデータを「顧客ID」「商品ID」で順次統合します。本Stepは下記2つのサブステップで構成されます。
1. 「データパレット」→「データを確認する」→「問い合わせデータ」をクリックします
2. 「集約」をクリックし、集約のキーカラムとして「顧客ID」「商品ID」カラムを選択して「適用」をクリックします
3. 集約して残したいカラムとして「問い合わせ日」カラムを選択し、集計方法として「最新」を選択して「適用」をクリックします

4. 集約を行ったカラムの名称を「最終問い合わせ日」に変更し、「保存」をクリックします
5. 任意のファイル名(今回は「問い合わせデータ_加工済」)を入力し、「保存」をクリックします
1. 「統合する」→「カスタマイズ」をクリックします
2. 「データファイル」アイコンから「問い合わせデータ_加工済」を選択し、続けて「顧客データ」を選択します
3. 「統合」アイコンをクリックし、「【横】方向に統合」を選択して「適用」をクリックします
4. 紐づけキーとして「顧客ID」を選択し、「次へ」をクリックします

5. 「共通のデータのみ統合する」を選択し、「適用」をクリックします
6. 任意のファイル名(今回は「問い合わせ×顧客データ」)を入力し、「保存」をクリックします
7. 同じ手順で、作成した「問い合わせ×顧客データ」と「商品データ」を「商品ID」で横方向に統合します
8. 任意のファイル名(今回は「問い合わせ×顧客×商品データ」)を入力し、「保存」をクリックします
Step1で作成したデータファイルを参照したセグメントを作成します。データファイルを「データの差し込み」に利用するには、事前にセグメントを作成する必要があります。
1. 「セグメント」→「新規作成」をクリックします
2. 「カスタマイズ」→「単一セグメント」を選択し、「適用」をクリックします
3. Step1で作成した「問い合わせ×顧客×商品データ」をクリックし、「顧客ID」カラムを選択して「適用」をクリックします
4. 「メルマガ許可フラグ」カラムを選択し、「true」を選択して「適用」をクリックします

5. 「保存」をクリックし、任意のファイル名(今回は「問い合わせ商品別見積もり促進メール」)を入力して保存します
Step1で作成したデータファイルを利用して、データ挿入を用いたメールコンテンツを作成します。今回はメールテンプレートを使用してデータ挿入を行う手順を例に紹介します。
1. 「メール/MA」→「メールを作成する」→「新規作成」をクリックします
2. 「HTMLメール」を選択し、「適用」をクリックします
3. 任意のメールテンプレートをクリックし、「ブロック追加」をクリックして任意の箇所にブロックを追加します
4. 差し込みたい箇所にカーソルを合わせ「データ挿入」をクリックし、Step1で作成した「問い合わせ×顧客×商品データ」を選択して「適用」をクリックします

5. 差し込みたいカラム(例: 商品名・商品詳細ページURL・商品画像URL)を選択し、「適用」をクリックします
6. 任意のコンテンツ名(今回は「問い合わせ商品別見積もり促進メール」)を入力し、「保存」をクリックします
作成したメールコンテンツを用いてメールの配信設定を行います。詳細は下記の関連記事をご参照ください。