本記事では、b→dashのデータパレット機能を用いて、「設定したコンバージョンの種類ごとにメール経由のCV/CVRを可視化する」ための、データ加工/統合の手順を紹介しています。
本記事で紹介する活用例では以下のイメージの加工/統合を行います。

想定利用業界: EC専業 / EC単品通販 / 人材(紹介)
本記事で紹介するデータ加工/統合は、b→dashデータの「コンバージョンデータ」「webアクセスログデータ」「メール行動ログデータ」のみで実装できます(新たに貴社のデータを連携する必要はありません)。
データの加工/統合を行う前に、b→dashで貴社webサイトのアクセスログ計測とリレーション設定を行う事前準備が必要です。
下記の8ステップでデータ加工/統合を実施します。
ユーザーがメール経由でwebサイト内でコンバージョン行動を取った際のデータ取得を設定します。コンバージョン設定ごとに「コンバージョンID」(C001、C002など)が割り当てられます。
下記の2つの加工を行います。
「メール行動ログデータ」に対してIF文を用いて「配信フラグ」「配信失敗フラグ」「開封フラグ」「クリックフラグ」を作成します。これらをユニークカウントで集約することで、配信数、配信成功数、開封数、クリック数を算出した「メール行動ログデータ_1」を生成します。
メール行動ログを「顧客ID」「メール配信ID」「リンクURL」で集約し、空でないリンクURLのレコードのみを抽出して「メール行動ログデータ_2」を作成します(クリック経由の遷移を追跡するためのデータ)。
下記の2つの加工を行います。
webアクセスログをCV計測対象ページに絞り込み、「ランディングページ(パラメータ付き)」と「webアクセスログID」の2カラムのみを抽出します。
3-①のデータと「メール行動ログデータ_2」を、「ランディングページ」と「リンクURL」で横統合します。これにより、メール経由のweb訪問とCV計測対象ページアクセスを紐づけることができます。
3で作成したメール×webアクセスログデータと「コンバージョンデータ」を、「webアクセスログID」で横統合します。
「コンバージョンID」に対するIF文で「CV_1フラグ」「CV_2フラグ」を作成します(コンバージョン種類別に1/0を割り当て)。これらを整数型に型変換後、「顧客ID」「メール配信ID」で集約して「CV数_1」「CV数_2」を算出します。
「メール行動ログデータ_1」(配信統計)と「4で作成したCV数データ」を、「メール配信ID」「顧客ID」で横統合します。
CV数カラムのNULLを0に置換し、テキスト型から整数型に型変換して「メール × webアクセス × CV × メール_1」を作成します。
複数行の重複メール行動を1行に統一するため、ランキング機能を使用してメール配信ID内で「行動日時が最新のレコードのみ順位1」を付与し、その行動日時のみを抽出した「メール行動ログデータ_3」を作成します。
5で作成したデータと6で作成した「メール行動ログデータ_3」(最新行動日時のみ)を、「メール配信ID」で横統合します。
配信日時から「配信年」「配信月」「配信日」を抽出し、「顧客ID」と「メール配信ID」を連結キー化します。不要なカラムを削除して「メール × webアクセス × CV × メール_3」を完成させます。
BI機能でカスタムレポートを作成します。
さらに、指標計算機能で下記の指標を算出します。